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海青

今回は3話となります!

海青

それではどうぞ!

数分後 楽屋

不破 湊

やっと休憩や〜……

剣持 刀也

今日は結構動いたからね…

甲斐田 晴

はぁ゙っ゙、はぁ゙っ…

剣持 刀也

甲斐田くんがめっちゃ息を切らしている…w

甲斐田 晴

だってぇ゙…!

不破 湊

ほい、お疲れ甲斐田

甲斐田 晴

アニキぃ…!ありがと……

不破 湊

な〜んて、あげるわけないやん

甲斐田 晴

えぇ!?酷〜い!!

剣持 刀也

wwww

不破 湊

ww冗談やって冗談wほら、やる

甲斐田 晴

もぅ〜…無駄な体力使った……

不破 湊

どんまいw

甲斐田 晴

お前のせいなんだよぉ!

剣持 刀也

どんまい甲斐田くんww

甲斐田 晴

もちさんまで!?

剣持 刀也

あははっww

加賀美 ハヤト

………

…社長、さっきっからずっとボーッとしてばかり……

もしかして、まだ体調が…?

全然弁当にも手をつけないし…悪化してるかもしれない

剣持 刀也

…ねぇ、社長

加賀美 ハヤト

………

剣持 刀也

…?社長?

加賀美 ハヤト

………………

剣持 刀也

社長!

加賀美 ハヤト

はっ!え…?ど、どうしました……?

剣持 刀也

どうしました?じゃない…!

剣持 刀也

さっきっからずっとボーッとしてるけど、もしかしてまだ体調悪い…?

加賀美 ハヤト

え…?ぁ……そういえば私、体調悪いんでしたね。あはは……

剣持 刀也

ぇ……?

甲斐田 晴

忘れてたんですか?

倒れそうなぐらいに具合悪そうだったのに、それを忘れてた……?

加賀美 ハヤト

はい…でも、そのおかげか元気になりましたよ!

…確かに初めは、フラフラしてて椅子に座るのも少し雑になっていた

なのに今となっては姿勢正しい、お手本のようないつもの座り方に戻っている…

不破 湊

まぁ、とりま今日は様子見やな

剣持 刀也

うん…

こんなの…完全におかしい……

まさか、なにか言いずらい事でも抱えてたり…?

…そんな深堀しちゃダメなこともあるのは知ってるけど……

でも、そんなの聞いてみないと分からないよね

剣持 刀也

…よし…

今日の夜にでも聞いてみよう…!

数時間後 加賀美家

加賀美 ハヤト

………

ろふまおには私の存在が必要……か

私の……存在………

加賀美 ハヤト

……っ

剣持 刀也

通話終了

通話
00:00

加賀美 ハヤト

…っ?剣、持さん…?

剣持 刀也

…あ、もしもし?社長

加賀美 ハヤト

もっ、もしもし…?

剣持 刀也

夜遅くにごめん

加賀美 ハヤト

い、いえ…大丈夫ですよ

加賀美 ハヤト

それで、今日はどんなご用件で…?

剣持 刀也

その…答えたくなかったら全然答えなくても大丈夫なんですけど…

剣持 刀也

__もしかして社長、なにか悩んでますか?

加賀美 ハヤト

え……?

剣持 刀也

僕のただの憶測ですけど…

剣持 刀也

あれだけ体調の悪さを忘れるほど考え込んでいたとしたら、それはもう悩んでいるとしか思えなくて…

剣持 刀也

だから、なにかあるのかな〜と…

加賀美 ハヤト

………

剣持 刀也

か、加賀美さん?

加賀美 ハヤト

…剣持さん、楽屋でろふまおには私の存在が必要だと言っていましたよね?

剣持 刀也

そう…ですけど…

加賀美 ハヤト

なら、1つ聞いてもいいですか?

剣持 刀也

はい

加賀美 ハヤト

__貴方にとって私は、どのような存在なのですか?

剣持 刀也

…え…?

加賀美 ハヤト

それを、教えてください

剣持 刀也

………

加賀美 ハヤト

…もしかして、言えないんですか?

剣持 刀也

やっ、違う、そういうことじゃ…!

加賀美 ハヤト

なら、言ってみてくださいよ

剣持 刀也

……っ

加賀美 ハヤト

…ッなんで、言わないんですか…?

加賀美 ハヤト

私は……私はただの扱いやすいやつなんじゃないんですか!?

剣持 刀也

ぇ…?

加賀美 ハヤト

言えばなんでもやってくれる、なんでも出してくれる…そんなやつだと思ってるんじゃないんですか!?

剣持 刀也

しゃ、ちょ……?

加賀美 ハヤト

みんなそうですッ、私をいつも物のように扱って…っッ

加賀美 ハヤト

私のことは必要となんかしていない…

加賀美 ハヤト

あなた方だってそうでしょう!?

剣持 刀也

そんなことn…っ!

加賀美 ハヤト

本当は私の存在など、どうでもいいんでしょう!?!?(泣き声)

剣持 刀也

…っ!?

剣持 刀也

…ッッそんなッこと…っッ

剣持 刀也

__ッ僕たちはそんなこと思ってなんかいない…っッ!

剣持 刀也

そんなこと思ってたらここまで活動をやれてないッ!!

剣持 刀也

そんなこと思ってたらッここまで…ッ

剣持 刀也

そんなこと思ってたらッッろふまおを全力でやろうとなんか思ってないッ!!!!

加賀美 ハヤト

でも、貴方がろふまお全力でやろうと決めたのは甲斐田さんのおかげでしょ!?

加賀美 ハヤト

甲斐田さんがいて、あの瞬間があったらこそ決断できた!!

剣持 刀也

でもそれは甲斐田くんだけのおかげじゃない!!

剣持 刀也

ふわっちと社長の2人もいてくれたから決断できたの!!

剣持 刀也

みんな1人1人の存在があったからこそなんだよ!!

加賀美 ハヤト

じゃ、なんですぐ答えられなかったんですか!!!

剣持 刀也

ッそれは…っ

加賀美 ハヤト

…結局、あなたもそうなんでしょう?

加賀美 ハヤト

私をただの都合の良い"物"としてでしか思っていない

剣持 刀也

…っ!だからッ…!

加賀美 ハヤト

もういいです、もう無理して改善しようとしなくていいです

加賀美 ハヤト

私は結局、その程度なんですから……

剣持 刀也

…っッ!

剣持 刀也

社長…ッッ!!

ツーツーツーツー

剣持 刀也

っッ……ッッ…

そんなのっ…なんて言えば分からないよ……っッ

だって…"ろふまおとしての社長"なのか "1人の人間としての社長"なのか… 分からないんだもん…っ

海青

それでは次回!

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