封悪
…
封悪
本当に、良かった。
封悪
アイツも変わったな。
封悪
…なのに、俺は
何も変わっていない。
封悪
むしろ
あの頃から、性格すら変わっていない。
封悪
何も、無いんだな。
封悪
俺には。
封悪
神なのに、神に見放されている
封悪
…何言ってんだろ
封悪
…ふー。
封悪
…(此処から落ちれば、)
封悪
(母さん達に…会える…?)
日帝(陸)
はぁ…はぁ…
日帝(陸)
もう少し…後もう少しで屋上…だ。
日帝(陸)
はぁ…はぁ…
日帝(陸)
俺の…勘が言ってる…
日帝(陸)
早く…行かないと…
手遅れになる…
日帝(陸)
踏み出してはいけない線を…超えてしまう…
日帝(陸)
…クソッ!急げ俺!
タッタッタ
封悪
そうか…
封悪
此処を…超えれば…
封悪
皆んなに会える…
タッタッタ
封悪
誰かが登ってくる
封悪
…そんなの関係ない
封悪
俺は
“死ぬ事”が出来れば、それでいい。
封悪
(柵を越える)
日帝(陸)
はぁ…はぁ…
封悪
…陸。
日帝(陸)
お前…死ぬ気か…?
封悪
…お前には関係無い
日帝(陸)
関係…無い訳…
封悪
案の定今の状態じゃあ、俺を止める事は出来ないな。
日帝(陸)
…そうか。そう見えるんだな?
封悪
あぁ
封悪
少なくとも、な。
封悪
…それじゃあ
封悪
(落ちる)
ガシッ
日帝(陸)
ふー、ふー。
日帝(陸)
あっぶねぇ…
封悪
…
日帝(陸)
封悪。お前が死んでどうする。
封悪
…それは、
日帝(陸)
お前が死んだら、
誰があの2人に希望を差し伸べるんだ?
封悪
…え?






