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そして日曜日。

可愛らしく、

"おはよう"

なんてLINEで送ってきた奏くん。

その後に付けられたスタンプも、

兎でまぁ乙女。

可愛い。

いつもならスタンプで済ませるも、

私もちゃんと打って返信。

"おはよう、すぐ行くね"

って。

…なんか恋する乙女みたい。

全然違うけど。

お母さん

あれ、

お母さん

どっか行くの?

みなみ

あー、

みなみ

うん、

みなみ

言ってなかったっけ?

みなみ

ちょっと出掛けてくるね

ちょっと…

いや、飛びっきりお洒落をしてから階段を駆け下り、

玄関に行くと、

お母さんがひょっこり顔を出しながら、

頭を傾げる。

お母さん

彼氏?

みなみ

んなわけ

お母さん

ふふ、

お母さん

そっか、

お母さん

もう居るもんね?

お母さん

みなみには。

みなみ

は、…!?

お母さん

行ってらっしゃ〜い

みなみ

何で知って…っ、

みなみ

……行ってきます

"ふふ"

なんて笑うお母さんがサイコパスすぎて、

速攻家を出る。

こわぁ…

バレてたのか…

隠そう隠そう、

いじられる…

とか思いながら一切触れなかったのに。

仕草も…

変わった覚え無いけど。

どきどきする心臓を抑え、

待ち合わせ場所に向かった。

みなみ

お待たせ…!

待ち合わせ場所が近付いてくると、

スマホ片手にカッコよく立っている奏くんが居た。

うわ…

洋服かっこい…、

に比べて私は…

自分の中ではお洒落と思ってるけど、

周りから見たらどうだろう。

そんなクラスで目立つ存在でも無いしなぁ…

あ、

でも今はこんにゃくくんのおかげで注目されてる。

気がする。

奏くん

か、かわ…

みなみ

…かわ?

奏くん

…皮、

奏くん

皮いいね、…

みなみ

皮…?

みなみ

皮ないけどありがとう…?

奏くん

…行こか?

足元から顔まで一通り見ると、

口元に手を当てて、

ほんの少し顔を赤く染めながらそう言う。

"行こう"

そう言った後、

自然と手を差し出されたけど、

それにどうしていいか分からず、

"…あの、"

と声を出した。

奏くん

…!

奏くん

ごめ、…

みなみ

いや、

みなみ

…大丈夫、

慌てて引っ込められた奏くんの手は、

頭に乗せられ、

ぐしゃぐしゃ

と髪の毛をいじった。

…はぐれないように

だよね。

奏くんは優しいから、

そういう気遣いもありがたいなぁ…

少し先に居る奏くんの隣に並び、

"アクセサリーって、なに買いたいの?"

と問いただす。

"ネックレス…とか?"

嬉しそうにそう答えた奏くんに、

本当に相手の事を想っているんだなぁ…

と感じた。

*NEXT*

こんにゃくな彼氏は大変です。

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