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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

みなみ

おお…

みなみ

意外とキラキラなお店で…

奏くん

他も探したんやけど、

奏くん

ここが1番種類あるかなぁって。

連れてこられたお店は、

見た目でも分かるくらい、

高そうでお洒落で…

私一人だったら、

絶対目に入んないし、

多分無視してると思う。

奏くんよく知ってるなぁ…

しかも、

こんなお洒落なところで私のセンスの無さ発揮するの…?

恥ずかしさにも程があるんだけど、…

大丈夫かな。

まぁ、

奏くんが数ある女子から私を選んでくれたんだ。

本業発揮という事で。

…いや、

さっきセンス無いって思ったばっかだけど。

奏くん

愛川さんの好きなの選んでいいから、

奏くん

全部任せる。

みなみ

うん、

みなみ

分かった…!!!

なるべく高いのは避けよう。

安くて可愛いやつ…

ケチをここで発揮せよ!!!

思ったより優柔不断が出てしまい、

もうすっかりお昼を過ぎてしまった。

値段をチラチラ見ながらやってたら迷っちゃって、

最終的には、

"値段は気にせんくてええよ"

と気遣われた始末。

それで、

完璧私好みのを選んだ感じである。

みなみ

ほんとに良かったの…?

みなみ

私の好みで。

奏くん

これで良かったの。

奏くん

安心して?

みなみ

うーん…

みなみ

でも納得できないよ、

みなみ

だって好きな人に渡すんでしょ?

みなみ

大切な人にあげるもの、

みなみ

他人に選ばせちゃうなんて…

奏くん

…鈍感、やな

みなみ

…へ?

奏くんの手からぶら下げている、

お洒落な袋を私に差し出し、

"ほら、あげる"

と微笑んだ。

ぶらぶらと目の前で小さく揺れるそれを見て、

"何言ってんの…?"

と、

動揺を隠せなかった。

奏くん

好みで選ばせたのも、

奏くん

誘ったのも…

奏くん

全部愛川さんのため。

みなみ

…私の、

みなみ

ため…?

奏くん

ふふ、

奏くん

どんだけ鈍感なん?

奏くん

そろそろ気付いて欲しかったんやけど。

みなみ

いや、…え?

みなみ

どういう…

奏くん

愛川さんが好き

みなみ

…え?

"これは愛川さんへのプレゼント。"

袋からネックレスの入った箱を取り出し、

パカッと開いた箱には私好みの青いネックレス。

"ほんまに似合うと思うで"

そういって、

私の後ろに回る奏くん。

その瞬間、

首に違和感を感じた。

冷たい感触。

首元を見れば、

青い綺麗なネックレスが光っていた。

奏くん

…似合っとるよ

また私の前に来て、

手を握る。

そして、

今度はとんでもない事を言ってきた。

奏くん

キス、

奏くん

してええかな?

~ n e x t ~

こんにゃくな彼氏は大変です。

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344

コメント

12

ユーザー

みなみにはこんにゃくがおるぅぅぅ!

ユーザー

心臓飛び出た😳

ユーザー

こんにゃくぅぅぅぅぅぅ(((((は

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