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みなみ
みなみ
奏くん
奏くん
連れてこられたお店は、
見た目でも分かるくらい、
高そうでお洒落で…
私一人だったら、
絶対目に入んないし、
多分無視してると思う。
奏くんよく知ってるなぁ…
しかも、
こんなお洒落なところで私のセンスの無さ発揮するの…?
恥ずかしさにも程があるんだけど、…
大丈夫かな。
まぁ、
奏くんが数ある女子から私を選んでくれたんだ。
本業発揮という事で。
…いや、
さっきセンス無いって思ったばっかだけど。
奏くん
奏くん
みなみ
みなみ
なるべく高いのは避けよう。
安くて可愛いやつ…
ケチをここで発揮せよ!!!
思ったより優柔不断が出てしまい、
もうすっかりお昼を過ぎてしまった。
値段をチラチラ見ながらやってたら迷っちゃって、
最終的には、
"値段は気にせんくてええよ"
と気遣われた始末。
それで、
完璧私好みのを選んだ感じである。
みなみ
みなみ
奏くん
奏くん
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
奏くん
みなみ
奏くんの手からぶら下げている、
お洒落な袋を私に差し出し、
"ほら、あげる"
と微笑んだ。
ぶらぶらと目の前で小さく揺れるそれを見て、
"何言ってんの…?"
と、
動揺を隠せなかった。
奏くん
奏くん
奏くん
みなみ
みなみ
奏くん
奏くん
奏くん
みなみ
みなみ
奏くん
みなみ
"これは愛川さんへのプレゼント。"
袋からネックレスの入った箱を取り出し、
パカッと開いた箱には私好みの青いネックレス。
"ほんまに似合うと思うで"
そういって、
私の後ろに回る奏くん。
その瞬間、
首に違和感を感じた。
冷たい感触。
首元を見れば、
青い綺麗なネックレスが光っていた。
奏くん
また私の前に来て、
手を握る。
そして、
今度はとんでもない事を言ってきた。
奏くん
奏くん
~ n e x t ~
コメント
12件
みなみにはこんにゃくがおるぅぅぅ!
心臓飛び出た😳
こんにゃくぅぅぅぅぅぅ(((((は