TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

回想中断

ホムラ

…そんなことが……

グルッペン

…実は俺はそのことを知っていた。

ホムラ

え?
なんで…

エーミール

ごめん、ちょっといい?
トントンさんが起きたで。

ホムラ

おぉ、そうか!
ちょっと様子を見に行こうか。

様子を見に行くと、トントンはぼーっとしているものの、さっきより息が上がっていない。

ホムラ

よ、調子どうや?

トントン

まあまあやな。
さっきよりだいぶええわ。

ホムラ

そか、よかった。
ま、いい機会だと思って休むといいよ。

ホムラ

それと、お前の仕事量みたけど…
ありゃやりすぎだ。
ちょっとは控えろ。

トントン

…すまん。

ホムラ

やるなとは言わないからさ、少しは人を頼れ。
てかむしろ幹部をもっと頼って欲しい。
お前の部下にも。

トントン

わかってる。
だけどついついやってまうねん。
昔からそうやったから。

ホムラ

…今グルッペンにお前とあいつに何があったか聞いてる。

トントン

え、、

グルッペン

こいつは知っててもいいだろう。
これだけ俺たちを支え、助けてくれているんだからな。

トントン

あぁ、お前にはいつか言わないといけないと思ってた。
…どこまで聞いたんだ?

ホムラ

お前の父親がグルッペンを消すように言ったところまで。

トントン

あー、なるほどな。
じゃあ続きは俺も一緒に話す。

回想再開

父親に衝撃的なことを言われてからも、トントンはグルッペンと一緒にいた。

グルッペン

だからこの武器はだな、、
…聞いてるか?

トントン

えっ、あ、すまん。
ぼーっとしてた…。

グルッペン

最近多いな。
調子悪いのか?

トントン

いや、別にそんなことないで?
せや、今度どっか旅行でも行こうや。

グルッペン

急だな、どこに行きたいんだ?

トントン

海見に行きたいなぁ。
ここら辺のやなくて、遠くの方の綺麗な海。

グルッペン

お、いいなぁ。
よし、じゃあ今月末にでも行くか。

トントン

わかった。
準備しとこ。

グルッペン

お前と遠出するのはなんだかんだ言って初めてだな。

トントン

たしかにそうやね。
今までここら辺で済ませてたからな。

グルッペン

それに、遠出なんかしなくても話は尽きなかったし。

そう言われてトントンは胸が痛くなった。

トントン

(この人は俺を可愛がってくれているのに、俺はそんな人を手にかけようとしている。)

トントン

(そうしないと俺はいつか父さんに殺される…
あんな奴に殺されるならいっそ……)

ひたすらにしゃべり続けるグルッペンの横顔を見ながら、トントンは泣きそうになっていた。

トントン宅

トントン

ただいま…

トントン父親

帰ったか。
今日はどうだった?

トントン

無理やって、みんなが見てるところでは…。

トントン父親

じゃあ今日も稽古をつけてもらえ。
お前があいつを消すまでは稽古してもらうぞ。

トントンはグルッペンを消すために殺しの稽古をさせられている。 学校帰りや休みの日はほぼ毎日あの取引先を家に呼んでいる。

トントン

あ、今月末俺と彼で旅行に行きます。
誰も見てない海に行くのでその時にと思ってます。

トントン父親

やっとか!
これであいつも終わりだな。

トントン父親

じゃあ旅行費は2人分出してやろう。
どこでも好きなところに行きなさい。

トントン

…ありがとうございます。

トントンは部屋に戻ってから準備を始めた。 取引先から預かっている武器や、処理のための道具、タオルなど…

途中で虚しくなって何度も中断した。 しかし今から準備しておかなくては直前に怖気付いては困る。

自分を奮い立たせて準備を進めた。

トントン

…俺の楽しい毎日は今月で終わりやな……。
どっちみち、あいつがおらんとつまらないけど…。

ふと2人で撮った写真を見返した。 グルッペンの父親が撮ってくれたものだ。

トントン

ふっ、どんだけ笑ってんねや自分…。

トントン

こいつだけやな、俺を本気で笑かしてくれるんは。

グルッペン宅

グルッペン

父さん、今月末トン氏と旅行に行ってくるよ。

グル父親

ほぉ、いいな。
どこに行くんだ?

グルッペン

どこかの海。
海に行きたいって言うからな。

グル父親

海か、楽しめよ。

グルッペン

…父さん、最近あいつの父親はおかしいんじゃないか?

グル父親

…確かにそうかもな。
どうして?

グルッペン

あいつの様子がおかしいからな。
ずっとなにかに脅えてる顔してる。

グルッペン

で、調べたところ…
あいつの父親は今おかしな連中に狙われてるみたいだ。

グル父親

おかしな、とは?

グルッペン

表向きは俺たちと同じように普通に会社を運営しているけど、裏では気に入らない奴を利用してライバルを減らしていくようなゲスい奴らだ。

グルッペン

その魔の手がトン氏の家にもやってきたってことだな。

グル父親

それは大変だな。

グルッペン

…これから言うことは俺の憶測かもしれんが、俺はあいつに殺されるかもしれない。

グル父親

えぇっ!?

グルッペン

父さんが俺の事を大事にしてくれていることはアイツらも知ってるはず。
それにつけこんで俺を父さんの前から消せばいいと思っている可能性は十分にある。

グルッペン

だからトン氏を利用して俺を…って考えが浮かんだんだよ。

グルッペン

そしておそらく…トントンの様子から言って概ねこの予想はあたってる。

グル父親

たしかに、お前を失えば私は酷く落ち込むし何も手につかなくなるだろうな。
そんな予想ができてるのになんでトントンくんから離れないんだ?

グルッペン

友人を見捨てたりはしない。
あいつは俺の事をわかってくれる唯一の人間だ。

グルッペンは真剣そのものだった。 トントンを助けたい、そんな思いがその目にあらわれている。

グル父親

そうだな。
お前はそういうやつだ。
わかった、俺もできる限りのことをしよう。

グルッペン

もし俺が居なくなってもあいつらにいい思いをさせないでくれ?
あいつも俺も気が悪い。

グルッペンは不敵な笑みを浮かべてそう言った。 いつだってその時の状況を楽しめるのもグルッペンの強みだ。

作者

どうも、作者です!

作者

いやー、段々と話が進んでいってます…

作者

どこかにギャグというか笑える要素を入れたいんですけどそんな余地もない!重い!

作者

笑いがないと物語としてどうなの?という考えがありまして…

作者

とか言って次回も全然重い話になるんですけどね…ハハ…

作者

てことで今回も読んでくださってありがとうございます!

作者

また次回お会いしましょう!

それいけ!我々軍

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

311

コメント

4

ユーザー

いつもいい話をあざーーす 無理に入れなくてもいいですけど内ケバも様子とか入れてみてはいかがではないでしょうか (日本語おかしい気がする)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚