旅行当日 2人は新幹線に乗って移動している。
グルッペン
グルッペン
トントン
グルッペン
海外行くことが多いしな。
トントン
グルッペン
めいっぱい楽しもうな!
トントン
トントンはこれから自分がやらなければならないことを考えると頭が痛くなった。
トントン
そっちの方が怪しまれんで済みそうやし。)
グルッペン
顔面蒼白で無理やり笑顔作られたら正解って言ってるようなもんだ。)
グルッペン
グルッペン
ひとまず荷物を置くためにホテルに入った。 トントンの父親がいいホテルを取ってくれていた。
グルッペン
トントン
部屋から外の景色を一望でき、青く輝く海が広がっていた。
グルッペン
心が休まる。
トントン
ずっとここで見ときたいわ。
グルッペン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
グルッペン
俺が思う特別は家族だ。
グルッペン
それは血の繋がりだけじゃなくて、永遠の味方だと思えているから、というのもある。
グルッペン
グルッペン
トントン
グルッペン
それも真剣にな。
グルッペン
そして怖がられる。
グルッペン
トントン
なんか、ありがとう。
俺もあんたに救われたことは何度も……。
そこまで言って、この旅行の目的を思い出してしまった。
トントン
グルッペン
トントン
トントン
グルッペン
トントン
何も考えずに過ごせる時間が本当に大切。
トントン
トントン
トントン
グルッペン
お前が幸せになる道を選べよ。
グルッペンは海に目をやったまま言った。 トントンは半分泣きながら、小さく頷いた。
しばらくして外に出たふたりは海に近づいて行った。
トントン
グルッペン
そう言ってグルッペンは海に向かって走り出した。
トントン
待てや!
自然と笑顔がこぼれる。
結局トントンの方が先に浜辺にたどり着き、海に足を入れている。
トントン
グルッペン
トントン
ほら、入ってみ。
ホンマに心地ええわ。
グルッペン
ちょうどいい水温だ。
トントン
トントンはグルッペンに水をかけた。 グルッペンは避けるまもなく顔が濡れる。
グルッペン
グルッペン
トントン
グルッペン
お前も濡れるんだよ!
トントン
このやろぉっ!
グルッペン
2人はつかみあったまま海に倒れる。
バッシャーン!!
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
この人はどうしてこうも綺麗なんだ。)
トントン
俺もこうなりたい。
堂々と生きていたい。)
トントン
トントン
グルッペン
お前は色々考えすぎだ。
トントン
グルッペン
自分の思うままにな。
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
本当にみなさんのおかげです!
作者
作者