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月禾依さんの表現方法にとても感動しました😭💖いつか儚いこのような物語を書いてみたいです( ; ; )
儚い感じがした。言葉選びのセンスが良すぎて感動しました!!
神様の涙はきらい
天上から 悲にくれた雫がふるなんて
まるで絶望しかないと
幸福なんてありはしないと
いわれているみたいで
だから、きらいなの
うん
…だけどきらい、だったんだよ
素敵なものしかほしくなかった
眩く美しく煌めく
宝石の欠片のようなものを
大切にしていきたかった
いつかまで
そうしてはじめて
これまで象ってきた型の形が
ちがっていく
ずれていく
脆く淡く儚く、溶けて
つよい魔法は解けなくて
だれも説いてはくれなくて
まるで再生みたいに
やわく、とろける
そしてまたゆるく
春の花を詰めた水飴に倣って
𓂃𓈒𓂂❍。𓋪◌
多分あれは梅雨時
憂鬱な季節でしかないけれど
でもね
海月の下ならすき
、に、なっちゃった
二人分の隙間はなかった
犠牲になった布製の白兎
感謝してしまった偶然
永遠をねがった時間
当然のようにうまれてきた
こんな感情なんて
ぜんぜん、きれいじゃないのに
はじめから求めていた完璧に
こんなのはいっていなかった
もどかしいも、せつないも
あまいも、いたいも
そっか
愛を病んでしまったみたい
きっと哀にまみれた恋心
複雑な現実感も
夢にできたら
簡単でいられるのに
ね、
或る夏の昼の日
木陰のなかの秘蜜基地
宝物だって残骸になった
わたしはそこできみを
想うことを辞めようとする