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コメント
1件
ああ、第2話…すごかったです。穂波さんの合理的な提案に真っ向から反対した類さんの必死さ、あの過去の記憶がチラつく描写にゾッとしました。そしてまふゆさん…あのしっかり者の彼女が一夜で幼児退行してしまう恐怖。「メダル=生存本能」という解釈、愛莉さんが哺乳瓶を手にしたときの冷めた口調も印象的でした。続きが気になります…!
カエルタマゴにメダルを奪われ、絶望が漂う休憩所。穂波が意を決して立ち上がる。
穂波
穂波の提案に一同は納得したように俯く。しかし穂波の言葉が終わるか終わらないかのうちに、類が椅子を蹴り飛ばすような勢いで立ち上がる。
類
普段の飄々とした態度は微塵もなく、顔は青ざめ、瞳は見開かれている。その怒鳴り声に、えむや司ですら肩を震わせる
類
一瞬だけ類の脳裏をよぎる、セピア色の光景。誰かの背中。開いていくゲート。そして、二度と戻ってこなかった「誰か」の残像。
彰人
類
まふゆ
一発触発しかねない空気を壊したのはまふゆの介入だった
まふゆ
まふゆが取り仕切る中、翌日は類、司、奏、遥、みのりとえむ、冬弥、咲希、彰人のチームに別れて探索することになる。それを決めその日は眠ることになった。
類
眠れない類が外の空気を吸いに出ると、そこには完璧な姿勢で夜空を見上げるまふゆがいる
月光に照らされたまふゆの横顔は、彫刻のように美しく、同時に恐ろしいほど生気がない
まふゆ
類
まふゆ
まふゆ
まふゆは類にメダルを2枚差し出す
類
まふゆ
類の指先にメダルの冷たさが残る。類は少し歪な笑みを浮かべる
類
まふゆ
類は少し穏やかな顔で休憩所に戻る。類が中へ戻った後、一人残されたまふゆは顔が暗くなる。
類に見せていた穏やかな微笑が、一瞬で消える。筋肉の緊張が解け、人形のようにただ立ち尽くす
まふゆ
咲希
翌朝、類は咲希に叩き起こされる
類
咲希
咲希に叩き起こされた類が、目に飛び込んできた光景に凍りつく。 休憩所の隅で膝を抱え、大粒の涙を流しているまふゆ。
咲希
まふゆ
あの冷静だったまふゆが、幼い子供のように地べたで泣きじゃくる。その「精神の退行」という残酷な現象を目の当たりにし、一同は「ここが何を奪う場所なのか」を本能的に悟る
類
愛莉
泣き叫ぶまふゆを前に、誰もが狼狽する中で愛莉だけが「今すべきこと」に動く。 愛莉は苛立ちを隠さず、けれど手際よく自販機へ向かう。
休憩所の隅にある、カラフルで悪趣味な自販機。ボタンを押すと、まるでおもちゃのような哺乳瓶が転がり落ちる
愛莉
類
愛莉
愛莉は類の背中をそっと押す。まふゆは今は絵名と一緒に絵を楽しそうに描いていた。それを見た他のメンバーは少し安心して探索を始める