テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺は今日もあいつのおもちゃだ

一覧ページ

「俺は今日もあいつのおもちゃだ」のメインビジュアル

俺は今日もあいつのおもちゃだ

7 - 悪いのは、上手くできなかった俺なのに…

♥

130

2025年01月08日

シェアするシェアする
報告する

昼過ぎに通知がなる 俺はもそもそと布団から手を出し スマホを手に取る

…通知、これ昨日入れたアプリから?

翔也

じゅん!こんちには〜

翔也

散歩してたら猫が擦り寄ってきたんだ!

翔也

可愛くてじゅんにも見せたくて連絡しちゃった

その文章と、ともに翔也らしき人物の足に擦り寄ってる猫の写真が送られてきた

散歩か、いいな俺も前は良く散歩してたんだ

…猫もいいな

翔也

連絡ありがとう!

翔也

じゅんも散歩してたんだ!
前ってことは今はもうしてないの?

あぁ

翔也

え!?なんで?散歩飽きちゃったの?

そんなんじゃない

…周りの視線が怖くってな

俺は言うのを少し戸惑ったがどうせ相手は俺のことは知らない、言っても大丈夫だと思い本当のことを話した

翔也

視線が怖い?
誰かに見られるってことだよね?

まぁそんな感じだ

翔也

好きなのに出来ないって辛いね

翔也

あ!夜の散歩とかどう?

翔也

人も少ないかもだし!

それもいいな

じぁ今日は夜散歩する

翔也

え!?無理しなくていいよ!

翔也

まぁ僕が言ったことなんだけど…

いや、ずっと行ってなかったから久々に行きたくなっきただけだ

ありがとう

翔也

よくわかんないけど、どういたしまして!!

翔也

それじゃ!歩きスマホしてると怒られちゃうからね!

あぁ、またな

やっぱり…

満たされてる…

あいつは俺があんなわけのわかんないこと言っても真剣に受け止めくれたそれがすごく嬉しかった

はぁ…散歩か、

いつぶりだろうな…

俺は天井にそう呟いて外が暗くなるまで眠りについた

ピピピッッピピピッッ

んん、、

21時か、思ったより外は暗いな

俺はアラームを止め窓から外を覗いた

行くか、、

やはり外に行くのは気が引ける でも久々に外の空気を吸いたい 俺は勇気をだして玄関の扉を開く

ガチャッ

ッツ、、、

やはり怖い 誰かに見られてる気分になる そう思いながら俺はゆっくりと歩き始める

外は冷たい風が吹いていた

(あの路地裏、、、)

嫌な記憶が蘇ってくる 最近は暴力とかは少なくなってきたがその代わりお金を請求される 暴力の代わりにお金を払ったら その日は俺は無傷でいられる でもその値段が日に日に高くなってくる、仕事もしてないから金は入ってこない、次は殴られるのだろうか

(早く行こう…)

俺は一気に寒気がし歩くスピードを早めた

(そうだ翔也に連絡するか)

今散歩中

その文章と、ともに足元だけを写した写真を送る そしたらすぐに返信が来た

翔也

え!本当に行ってる!?

翔也

大丈夫?寒くない?

厚着してるから大丈夫だ

翔也

そうなんだ!
僕は寒くて夜に散歩なんて行けないよ〜

意外と楽しいぞ

翔也

じゅんは怖いもの知らずだねw

…そうでも無い

俺はそろそろ帰るまたな

翔也

うん!気おつけてね

スマホの電源を切った瞬間自分の顔がスマホに映った そのときの俺の顔は腑抜けたような顔をしていた

ふっ、何だこの顔

思わず自分でも笑ってしまった 笑うのは久々すぎて口角が変になってる

ふっはは…

その顔にも思わず笑ってしまった 笑い声は小さかったが俺にとっては大爆笑と同じぐらいだった

(やっぱり人と話すのって楽しいな…)

俺はにこやかな笑顔で来た道を戻ろうと振り返ったそのとき俺はさっきの笑顔が嘘みたいに口角が下がった

は…?

俺の少し先に瑠衣とおっさんが話しながらこちらに向かってくる

ッッ,,!!

(あいつらなんでこんなところに、まぁいいまだ気づいてない今のうちに遠くへ…)

俺が振り返ると聞き覚えの声で俺を呼んだ

モブ1

あれっ?司波仁くんじゃ〜んw

モブ2

うわっ本当じゃん

でかい声で俺を呼ぶ そのとき瑠衣がその声に反応しこっちを見てきた

(やばっ目が合ったッ…!)

瑠衣

おい!仁!!

俺はパーカーを着てフードも被ってる、しかも夜だ完全に俺とは分からないはずなのに、瑠衣は俺の名前を呼ぶ、それにつられておっさんもこちらへ走ってくる

(やばい、逃げ道がっ、、)

モブ1

なぁ仁くん今日まだお小遣い貰ってねぇんだけどガシッ

痛"ッ…

強く俺の肩を掴む

(こいつら瑠衣達に気づいてないのか!?)

(やばいこんなとこ見せたらッ)

瑠衣

おい、仁!ちょっとツラ貸せ!話しがっ、、ピタッ

杖道

ッッ…!おい瑠衣いきなり止まるな危ないだろ

瑠衣

おい、何してんだよお前らギロッ

杖道

これはっ、、

あいつが俺を殴りかかろうとするところを瑠衣とおっさんに見られた

ッッ…、

モブ1

ん〜?あれれ?これはこれは〜
お休み中のホークアイズのレコーダーじゃないですか〜

モブ2

ふはっ!お前マジで言ってなかったんだなw

瑠衣

はぁ?言ってないって、やっぱ仁俺らに隠してることあるだろ!

杖道

仁これはどうゆうことだ?

(もう隠しきれないか、?でも本当のことを言ったら…)

モブ1

いや〜仁くんにはちょっと喧嘩の仕方を教えてもらったんだよ、な?

あ、あぁ

モブ2

そーそー俺は非力だからさw
強い仁くんに教えてもらってたんだよ

(こいつら、まだ隠す気なのか?)

俺に向かってた拳は俺の肩にポンっと乗せた

瑠衣

んなわけねぇだろ、
じぁ俺が相手してやるよ
ほら、かかってこい

ッッ…!やめろ!瑠衣!!!

自分でもビックリするほどの大声で叫んだ、それに瑠衣もおっさんもビクッとしていた

はぁ、はぁ、、本当にただ練習に付き合ってただけだ、

杖道

仁!本当にそれだけなのか?

杖道

じぁなんでホークアイズは休みになったんだ

力強い声でおっさんが言う ごめんな、おっさんお前らにはこんな目に遭って欲しくないんだ

ッ、知らねぇよ

モブ1

もう用は済んだか??

モブ2

じぁもう行こうぜw

あぁ…

瑠衣

おい、待てよ仁!!!ガシッ

触んな!バシッ

瑠衣

なっ…!

もう俺には関わるな鬱陶しいんだよ

杖道

流石に言い過ぎだ、!私でもここで仁を返す訳には行かない

おっさんが道を塞ぐ

邪魔だ、どけ

杖道

どかない、どいて欲しかったら何があったのかちゃんと言え!

そんなの俺の勝手だろっ、、

モブ2

はぁ〜ガチダル
なぁもうアレ使えよ

モブ1

流石にここまで来たらそうなるよなw

(あれ?)

そう言って微笑むと、ポケットから銀色に光るものを出してきた

瑠衣

おまっ!それ!

杖道

(嘘だろ、!あれをおっさんに刺す気か!?)

モブ1

後悔するなよ司波仁、

モブ1

悪いのは上手くできなかったお前なんだからなw

そう、こちらへ不気味な笑みを浮かべた

くれは@🍀︎

最後まで見てくれてありがとう〜

くれは@🍀︎

終わるタイミングが悪いのは私も分かります、、

くれは@🍀︎

次はいい〆方にします!(多分)

くれは@🍀︎

おつくれ〜

俺は今日もあいつのおもちゃだ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

130

コメント

5

ユーザー

すっごく面白いです…!!続きが気になる…!楽しみにしてます…!

ユーザー

えー中途半端だからすごく気になる!早めに投稿してもらえると、 私が絶叫します!(もう絶叫してる)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚