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1 - 「僕は君のヒョン。」ーSINー

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2022年04月28日

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「僕は君のヒョン」

歌詞小説『SMAP 朝日を見に行こうよ』

初めて、ユンギの「The last」を聞いた時、鳥肌がたった。 そして、こう思ったんだ。 「ああ、僕はユンギの何も知らなかったんだ…。」 と。 ルームメイトで、ユンギの事なら誰よりも分かると思っていたのに、 僕はユンギの表面しか見れていなかったのか…。 悲しかった。 最高のルームメイトで、分かり合えていると思っていたのに、 全然そんなことはなくて…。 ユンギの事を知れば知るほど、本当のユンギの姿がぼやけて見える。 どれが本当の「お前」なんだろうな。 たまにお前が見せる、あの表情が、心に引っかかっているんだ。 ファンに見せる、優しい笑顔のユンギでもなく、 弟たちの前で強がっているユンギでもない。 時々見せる、弟らしい甘えたがりなユンギでもなく、 だるそうで、眠そうなユンギでもない、 あの表情。 何かに怯えているような、後悔しているような、 怒っているような、無表情のような… とにかく、たくさんの感情が複雑に絡みあったような…。 そんな表情。 正直言うと、お前が何を考えているのか、ヒョンには、分からないよ… 笑顔を見せている裏側で、何を考えているのか。 育った場所も、環境も違うから、 ユンギ、お前の全ては分からない。 分からないけど、知りたいんだよ。 お前が今まで見てきたものや、感じたこと。 多分、それは僕が想像する以上に、遥かに、 辛い事や厳しい事があったんだろう…。 ユンギ…、お前の裏側に何が潜んでいるのかわからない。 分からないから、そこに足を踏み入れるのが怖いんだ。 だけど。 知りたいんだよ。 知りたいだけなんだ。 だから、どうかこんな僕を、 拒絶しないでくれ。

ジン

はぁ…。今日の最終公演、疲れたな…。

マンネラインの三人は、Vliveをしているようだ。 そして、J-hopeとナムジュンは、コンビニに行くと言っていた。 暇だった為、ユンギの部屋へと向かう。 昔は、ルームメイトだった為、よく一緒の部屋で生活をしていたが、 最近では、メンバーの一人一人に個室の部屋がもらえるため、 ユンギの部屋に行くのは、久しぶりだ。

コンコン。 しばらく待っても返事がないため、ドアを勝手に開ける。

ジン

「ユンギやー?あ…。」

ユンギが、デスクの上に突っ伏して寝ていた。 多分、音楽などの作業をしている途中に電池が切れたのだろう…。 机の上に散らばっているたくさんの紙には、たくさんの歌詞が並んでいて、 たくさん線で消されたり、付け足しされたりしていて、 ユンギの葛藤の様子がうかがえる。 ゆっくりとユンギの肩を支え、ユンギが起きないように そっと、抱き上げる。 そして、ベッドまでユンギを運ぶ。 しずかにユンギをベッドの上に乗せて、布団をそっとかける。 そして、僕は近くにあったソファーに腰を下ろす。

シュガ

んん…あ…

ジン

…?

シュガ

待って…、待っ…

ジン

ユンギ…?

どうやら、夢でうなされているようだ…。 そして、苦しそうな、泣きそうな表情を浮かべている。

ジン

ユンギ!!だ、大丈夫か…!?

シュガ

ん……あ、ジ、ジンヒョン…。

ジン

大丈夫か!?水…水どこだ…?あと…タオル。タオルどこだ…?

汗をすごくかいているユンギにタオルとコップ一杯の水を手渡す。

ジン

大丈夫か?なんか、夢でうなされているようだったけど…。

シュガ

あ、ああ…。最近、よくあるんです。先ほど、作業したときに、
色々過去の事とか思い出していたら、そのまま寝てしまっていたみたいで…。

ジン

そうか…作業って、これ?

シュガ

あ、はい。あんまり見ない方がいいと思いますけど…。

この時、ユンギの本当の言葉の意味を理解していなかった。 僕は、デスクの上にあった、たくさんの紙を手に取る。

ジン

…これ…、ユンギが書いた歌詞か……?

シュガ

…はい…。ジンヒョン…、いやな気持にさせてしまいませんでしたか…?

ジン

…これは……

シュガ

僕自身の事です。

ジン

…。

そこには、ユンギの壮絶な過去がたくさん書かれていた。 後の、「The last」や、「Dear my friend」、 「Shadow」となる曲の歌詞がたくさん並んでいたのだ。 対人恐怖症…、強迫障害…、うつ病…? 知らない。 聞いたことがない。 知らないユンギが、そこには居た。 その場に漂う、沈黙。 僕は、どうユンギと向き合えばよいのかわからなくなった。 ユンギの方を見ると、ユンギはぱっと目をそらした。

ジン

ユンギ…?

シュガ

あ、ジンヒョン、僕、そういえばマネージャーに呼ばれていた気がして…。
だから、僕、もう行きますね?

ジン

あ…。

ぱたん…。 ユンギが出て行った後のドアの音が切なく感じる。 ユンギがいなくなった後の部屋は、がらんとしていて、 それがユンギの孤独を表現しているようで。 拒絶された…気がした。 ユンギ…、お前はやはり、僕に話してくれようとはしないのか…。 本当は、マネージャーに呼ばれてないんでしょ…? そんな簡単な一言が、口から出てこない。

ジン

ユンギ…。

一人残された部屋。 もう一度、じっくりと歌詞の書かれた紙に目を通す。 対人恐怖症、強迫障害、うつ病の他にも、 たくさんのパワーワードが並んでいる…。 少し読んだだけで、どれほどの人生を歩んできたのかがうかがえる。 「怖いんだ、高く飛ぶことが、俺は怖い。」 「誰も言ってくれなかっただろ、ここがどれほど淋しいのかを。」 たったの数行から伝わってくる、ユンギの葛藤。 なぁ、ユンギ、もっと僕に頼ってよ。 もっと、甘えていいんだよ。 俺は、歌詞の書かれた紙を静かにデスクに戻し、 静かに部屋を出た。

下の階へ降りると、そこにはJ-hopeとナムジュンを除いたメンバーが居た。

グク

あ、ジンヒョン!さっき、Vliveが終わったとこなんです!

テヒョン

今日、最終公演後だったからか、いつもよりたくさんARMYが来てましたよ!

ジミン

ジンヒョンも来たらよかったじゃないですか~!

ジン

あー、やー、僕ー?今日は疲れてたから、行けなかったわ、ごめん!

テヒョン

まぁ、大丈夫ですけど、あ、そういえば、シュガヒョン、今日もたくさん
「ユンギオッパ、結婚して!」っていうコメントが来てましたよ~?

ジミン

あー、やー、今日は本当にそのコメント多かったよね?
シュガヒョンVliveの時、いなかったのに、やけにそんなコメントが多くて…(笑)
シュガヒョン~、モテモテですね~(笑)

シュガ

また来てたのか~?(笑)

ユンギは、笑っているけど…。 今は、何を考えているのだろうか…。 ユンギは、メンバーの前でも常に気を張っているように見える。 僕らの前では、気を抜いていいのに、 いつも強がっているように見えるというか…。 弟たちに心配をかけないように、いつも笑顔を見せたりしている。 弱みを見せない。 だから、よけいに心配だ。 いつか、ユンギが壊れてしまうのではないかと。 僕たちは、家族のようなものなんだから、 僕らの前では気を抜いていいんだよ。 ユンギをしばらく見つめていたが、ユンギは僕とは 目を合わせようとしなかった。

その夜ー。 僕は、やはりユンギの事が気になって、眠れなかった為、 ユンギの部屋に向かった。

ジン

ユンギ…入るよ?

ユンギはもう寝ているようで、返事がなかった為、 遠慮なくドアを開ける。

ジン

ゆ、ユンギ!?

シュガ

ああ…、ジンヒョン…。

ジン

まだ、寝ていなかったんだな。

シュガ

はい。あ、でも、もう寝るところでした。

ジン

じゃあ、久しぶりに一緒に寝てもいい?

シュガ

え、一緒の部屋でってことですか…?

ジン

うん。はい、早くベッド行って!

シュガ

…ヒョン、この部屋、ベッド一つしかないんで、
僕がソファーで寝ます。ジンヒョンがベッド、使ってください……。

ジン

やーやー、何言ってるんだ?一緒に寝るにきまってるじゃんか!

シュガ

…へ?

ジン

はい、早く!

シュガ

…。

ジン

ほら、昔はよく一緒に寝てたじゃん!早く~!

シュガ

…今日だけですよ?

ジン

早くおいで?

ユンギは遠慮がちにためらいながら布団に入ってきた。 ユンギのふんわりとした甘い匂いが鼻をくすぐる。

シュガ

ジンヒョン…、おやすみなさい…。

ジン

おやすみ。

そういって、何時間くらいたったのだろうか、 ふと、夜中に目を覚まし、隣を見ると、 ユンギは起きていて、宙をただぼんやりと見つめていた。

ジン

ユンギ…、眠れないのか…?

シュガ

…あ、はい…。夢を見るのが…怖くて…。

ジン

…ユンギ、出かけよう。

シュガ

…え?

聞き間違えか…?というように、目をこするユンギ。 僕は、静かに電気をつけて、ベッドから起き上がる。

シュガ

ジンヒョン…?今、朝の三時ですよ…?

ジン

うん。何か、上着でも着て行った方が風邪ひかないと思うよ。

シュガ

え…?こ、こんな時間に…どこ行くんですか…?

ジン

朝日を見に行くんだよ。

シュガ

…朝日……。

シュガ

わぁぁ…、海…か…

ジン

覚えてる?ここの海。

シュガ

昔、デビュー前に来ましたよね…?確か…、5年くらい前。懐かしい…。

ジン

覚えていてくれたんだ。よかった…。

シュガ

そりゃ、ジンヒョンと行った場所は覚えてますよ。

ジン

…嬉しい。

ジン

ユンギ、聞きたいことがある…。

シュガ

…歌詞の事ですか…?あれは…、ちょっと…。

ジン

話してほしい。

シュガ

……。

今、どうしても聞きたかった。 このタイミングを逃してしまうと、もう二度と聞けない気がしたから。 僕は、必死にユンギに訴える。

ジン

僕は…もっと知りたい。ユンギの事を。

シュガ

……。

ジン

知りたいんだよ。
ユンギは、ルームメイトだったから、僕が一番ユンギを理解していると思ってた。
けど…、歌詞を読んで気づいたんだよ。
僕は何一つとして、理解できていなかったんだと。
僕をもっと、頼ってよ!強がらないで、何でもかんでも、
一人で抱え込もうとしないで!一人で、解決しようとしないで!
僕にも、ユンギの重荷を、分けてくれ!

シュガ

…ジンヒョン…?

ジン

ユンギも辛いのは分かるけど、これだけは分かってくれ!
お前が悲しんでいたり、苦しんでいるところを見るのが、
ヒョンにとって一番悲しいんだよ!!

シュガ

…。

ジン

確かにお前は、強いよ。

ジン

お前の方が、僕なんかよりもっとずっとヒョンらしいのは分かってるけど。

ジン

少しくらいは、頼ってほしい。

ジン

お前が僕を必要としてなくても…。

ジン

僕にとっては、お前は僕の大切な「弟」だから、一人で抱え込まないで欲しい。

シュガ

…ジンヒョン!僕…、僕…、僕がヒョンの事を必要としていないなんて…
そんなこと、そんなこと、ある訳ないじゃないですかっ!

ジン

ユンギ…?

シュガ

確かに、僕はジミナやテヒョンのように、愛を伝えるのが苦手です。
それに、いつも物事に対して、無関心のように見えていて、素直にヒョンに
甘えることが出来ないし、自分の気持ちを伝えるのが難しいです。

シュガ

けど…けど!

シュガ

僕にはヒョンは絶対に、必要です!!

ジン

ユンギ…。

シュガ

なぜなら…、なぜなら、あなたがこんな僕を救ってくれたんです!

ジン

え…?

シュガ

覚えてますか?僕が、バイトの時に、事故を起こして、肩を怪我した時も、
メンバーのには、秘密にしていたのに、ジンヒョンだけは、気づいてくれたじゃ
ないですか!?

シュガ

それに、アイドルとラップを両立していることを馬鹿にされたときに、
ジンヒョンが言い返してくれたじゃないですか!?
「お前のラップは世界一だから、そんな根もない言葉に負けるな!」って。
その言葉があったから、僕は、勇気づけられました!

シュガ

風邪をひいた時だって、ジンヒョンが一日中看病してくれたし…。

シュガ

誕生日の日になったばかりの、深夜0時きっかりにメールで
「誕生日おめでとう」と毎年送ってくれるのは、世界中でジンヒョンだけだし。

シュガ

いつものおやじギャグにどれだけ救われているか…。

ジン

……。

シュガ

僕にとっては、ジンヒョンが最初で最後のヒョンなんです!
一番頼れる人なんです!だから…、僕がジンヒョンの事を必要としていない
なんて、言わないでください…

ジン

ユンギ…。

驚いた…。 正直、僕はユンギに必要とされていないと思っていた。 なぜなら、ユンギの方が自分よりずっと 落ち着いていて、大人っぽくて、ヒョンらしかったから。 だから、嬉しかった。 そんな風に思っていたなんてな。

シュガ

僕は…、うつ病、対人恐怖症、強迫障害を持っていたんです。昔の話ですけどね…

夜の海を見つめながら、 ぽつりぽつりと静かに話し始めるユンギ。 ユンギの一つ一つの言葉により、 次第にはがされ、あらわになってゆく、ユンギの過去。 それは、やはり 自分が想像していた過去を遥かに超えるほどの、 過去だった。

シュガ

友人を奪われたんです。

シュガ

友人を、薬に奪われました…。

ジン

…。

シュガ

凄く、仲が良かった友人で、昔は一緒に作曲をする仲だったんですが…。

シュガ

僕がビッヒの練習生になり、練習により、会える時間が減っていき、

シュガ

ある瞬間から、連絡が途絶えたんです。

シュガ

でも、そんなことを気にしてられないほどに忙しかったじゃないですか、あの頃は

ジン

ああ。

シュガ

売れる事ばかりを目指していた。

シュガ

僕の家は、裕福じゃなかったし、両親に練習生になることを猛反対されて
いたんです。だから、早くデビューして売れなきゃと焦っていました。

シュガ

しばらく月日が経ってから、突然、親しかった友人の両親から、
電話がかかってきたんです。

シュガ

友人が、薬により、警察に捕まったという報告でした。

ジン

え…。

シュガ

そこから、頼れる人がいなくて。両親とも仲が悪くて、友達だった人は、
警察から出てきたとき、別人のようになっていたんです。

シュガ

そんなことばかりあって、精神的に大変だった時期、金銭的にも困っていて…。

シュガ

学費が払えなかった為、事務所に内緒でバイトを始めたんです。その時に
バイクで肩を負傷してしまって…。

シュガ

メンバーには内緒にしていたのに、ジンヒョンが、ダンスの練習をしている僕を
見て、声をかけてくださったじゃないですか?

シュガ

「肩、痛そうにしてるけど、大丈夫か?」って。

ジン

ああ、そういえばそんなことが…

シュガ

その日から、ジンヒョンがすごく頼りに感じたのを覚えています。

シュガ

うつ病とか、対人恐怖症とか、色々な病気を持っていて…、
辛かったけど、ジンヒョンの笑顔とか見ていると、どんどん心が
軽くなっていく気がして…。

シュガ

今でも、あの時の友人が、僕の心の奥で僕を暗闇から睨んでいるんです。

シュガ

僕があの時、友達を薬から止めていたら…。
友だちがそのような物に手を出すとき、その場には居なかったんですけど、

シュガ

もっと、彼の事を気にかけていたら、もっと、連絡を取り合っていれば…

シュガ

今でも、あいつは昔から変わらない、ただのいい奴だったんじゃないかって。
今でも、あいつは、僕の友達だったんじゃないかって。

シュガ

ずっと、後悔しています。

シュガ

そんな事があってから、色々と辛くなり、次第に人が怖くなっていったんです。

シュガ

確か、対人恐怖症を発症したのは、その時からでした。

ジン

……。

シュガ

自分のファンでさえ、怖く感じたことがあるんです。

シュガ

デビューしてから、まもなかった頃、いつかの公演の日、人が怖くて、
隠れてしまったんです。

シュガ

自分と向き合えていなくて、自分の本心からも、人からも、隠れたんです。
公演ホールの、トイレに隠れました。

シュガ

全部が怖くて、悲しくて。

シュガ

その時、ジンヒョンが見つけに来てくれて…。心の底からほっとしたんです。

ジン

ユンギ…。

「辛かったんだな」 そんな一言でユンギの人生を 語ってはいけないほどに、ユンギの人生は、複雑だ。 自分なんかより、もっとたくさんの事を見てきた、ユンギ。 でも、僕は君の全てを受け入れるって決めたから。 もう大丈夫だよ。 僕がいるから。 君のヒョンがいるから。 だからどうか、希望を持って。 生きててくれて、ありがとう。

シュガ

ジ、ジンヒョン!?

ジン

ユンギ…ありがとう。

シュガ

え?

ジン

いや、何でもない。

シュガ

…ジンヒョン、きついです…強く抱きしめすぎ…

隣にいるユンギの海を見つめる横顔が、 切なすぎて。 急にユンギの存在が儚く思え、 捕まえておかないと、ふっと消えてしまいそうで…。 だから、力強く抱きしめた。 ユンギの存在を確認するかのように、 思い切り、抱きしめた。

ジン

あ、朝日だ。

シュガ

わぁぁ

遠くの海から、ゆっくりと顔をだす朝日。 朝日に照らされ、輝く水面が、美しい。 風は、爽やかに通り過ぎ、水面の上を優しく駆け抜ける。 そんな素晴らしい朝を見つめるユンギの横顔は、 どこか、晴れ晴れとしていた。

ジン

ユンギ…、僕たちは、もう大丈夫だ。

例え、この先、どれほど高い壁が立ちふさがっていたとしても、 僕たちなら、大丈夫だ。 そんな確信が芽生える。 ユンギ。 お前の書く歌詞は、勇気をくれる。 全てを教えてくれる。 お前の作るメロディーは、人を救う。 忘れていた大切なことを、思い出させてくれる。 そして、お前の笑顔はー。 世界中を笑顔にさせてしまう。 だから、どうかその笑顔を忘れないで。 この先、辛い事や、悲しい事、たくさんあると思う。 まだ、見たことのない景色が広がっているから。 でも、僕らなら、きっと大丈夫だから。 僕たち七人そろえば、なんだって、乗り越えられる。 そう確信させてくれたのは、ユンギ、お前だよ。 だから、どうかその笑顔を、忘れないで。

SMAP_朝日を見に行こうよ 眠れない夜は 僕を起こして欲しい 一人きりの真夜中って とても寂しいでしょ 夜空の星に 願いを込めてみれば いつかきっとかなう日が 君には来るだろう いつか大人になって恋をして 心が変わっていても 今見てる風景の様に 変わらないものもある 僕とこの先の海へ 朝日を見に行こうよ きっと忘れないで その澄んだ心を大切にね 悲しいことも いつかきっとあるはず でも夢を捨てるなんて とても馬鹿なこと 手をつないで歩いたことなんて とっくに忘れていても "きれいね"とつぶやいた そのままでいて欲しい 僕とあの桟橋まで 朝日を見に行こうよ ほらオレンジ色の 海がきれいでしょ そうさ悲しくなったとき 思い出してみてごらん きっと忘れないで 二人の思い出を大切にね Fu Yeah lalala… いつかこの桟橋まで 朝日を見においでよ あの日口ずさんだ 歌が聴こえるでしょう そうさ戻っておいでよ 時がずっと流れても Oh この朝日は変わらないよ いつでも待ってる 僕とこの先の海へ 朝日を見に行こうよ きっと忘れないで その澄んだ心を大切にね いつまでも…

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コメント

1

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ユンギさんの実話に基づいて書いてあって、感動しました…!

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