いつもの日常。
あのことは忘れていたい。
今まで通り。
今まで通りだよね?
うん。
きっとそう。
正直この学園に転校してからいろんなことがありすぎて
精神的にも肉体的にも疲れてきた
ころん
そう呟いてみると
少し悲しげな莉犬くんが思い浮かぶ。
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
莉犬
ころん
莉犬
ころん
莉犬
ころん
ころん
莉犬
莉犬
莉犬
ころん
ころん
莉犬
ころん
ため息が踊り場に響く
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
莉犬(妄想)
莉犬(妄想)
莉犬(妄想)
莉犬(妄想)
ころん
次々に自分への非難の妄想が膨らみ
心が苦しくなる
ころん
僕は無心でポケットの中のカッターを取り出す
ガガガガ
刃を出し手首に当てる
ころん
ザクッ…
ころん
頭を埋め腕を抑え込む
手首を見てみると
赤い液体がつたっている
ころん
ころん
痛みは感じたが
流れ出る液体に見惚れる
ころん
ポタポタ…
ころん
ころん
ころん
ころん
手首に包帯を巻き教室へもどろうとする
ころん
そう思ったときだった。
前からズカズカと人が歩いてくる。
ドンッ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみさんとジェルさんがならんで
見下すように見てきて
いつもみたいに怪しくニヤッと笑う
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
微かにジェルさんの口角がつり上がってる気がする
面白がられてる?
さとみ
ジェル
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
ころん
ジェル
そういってボタンに手をかけた瞬間
ころん
ジェルさんを突き倒す
ころん
地を蹴った瞬間
さとみ
さとみ
そういって口を塞ぎ体を抑える
ジェル
ころん
ドタバタドタドタバタ
さとみ
さとみ
ころん
ジェル
ころん
ジェル
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ジェル
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
ジェル
ころん
ジェル
ころん
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
ころん
ころん
ジェル
ジェル
ジェル
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ジェル
ジェル
ころん
パチンッ
さとみ
さとみ
ころん
僕の顎を掴み無理矢理入れてくる
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ジェル
ジェル
ころん
ジェル
ころん
ころん
ジェル
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