主
てるとくん
着いた!
てるとくん
強引に相手の体を家に押し込む
?
てるとくん
てるとくん
?
手を洗い終えた彼をソファに座らせて救急箱片手に彼に近寄る。
てるとくん
ええっと、変えの消毒液は、、、
?
消毒液を探す僕の背中に向けて彼が聞いてきた。
てるとくん
?
てるとくん
怪我してる人の事、放っておけないよ。
当たり前のように返した僕に彼の眉毛が微かに、ピクリ、と動いた。
てるとくん
新しい消毒液を彼の怪我をした手に優しくつける。
てるとくん
?
短く答えてまた黙り込む。
部屋に沈黙が続いた。 僕は手当に集中する。
?
ばぁう
てるとくん
ばぁう
自分で聞いておきながら何とも冷たい返事だ。
消毒の終えた手に包帯を巻いていく。 早く治りますよーに、と念を込めた。
てるとくん
顔には絆創膏はっといたよ。
ばぁう
てるとくん
どういたしまして。
ばぁう
てるとくん
6時半だけど。
ばぁう
じゃあ、そろそろ俺帰る。
お前の親とあったら気まずいし。
てるとくん
ばぁう
マジ?
てるとくん
ばぁう
てるとくん
どういう事?
まあ、いいや。
分かった!(●︎´▽︎`●︎)
てるとくん
せっかくカッコイイ顔してるんだから、もう、傷つけたらダメだよ?
ばぁう
頑張るわ。
じゃあてるちゃん、また今度。
ばいばーい!
お邪魔しましたー!
てるとくん
ってばぁうくん、呼び方!
気づいたらばぁうくんはもういなかった。全く、、、
てるとくん
もうほんと、今日は疲れた。 寝よ。








