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てるとくん

よしっ!
着いた!

てるとくん

さ、入って!

強引に相手の体を家に押し込む

お、おじゃましマース

てるとくん

いらっしゃい!

てるとくん

そこで手洗って!

分かった。

手を洗い終えた彼をソファに座らせて救急箱片手に彼に近寄る。

てるとくん

あれ、消毒液切れてる。
ええっと、変えの消毒液は、、、

良かったのか?

消毒液を探す僕の背中に向けて彼が聞いてきた。

てるとくん

?何が?

こんな、見ず知らずの奴を家に入れて。

てるとくん

だって、君、怪我してるじゃん。
怪我してる人の事、放っておけないよ。

当たり前のように返した僕に彼の眉毛が微かに、ピクリ、と動いた。

てるとくん

あ、あった。

新しい消毒液を彼の怪我をした手に優しくつける。

てるとくん

痛くない?

うん、大丈夫。

短く答えてまた黙り込む。

部屋に沈黙が続いた。 僕は手当に集中する。

俺、名前、紅音ばぁう。

ばぁう

お前は?

てるとくん

てると。桃暁てると。

ばぁう

あっそ。

自分で聞いておきながら何とも冷たい返事だ。

消毒の終えた手に包帯を巻いていく。 早く治りますよーに、と念を込めた。

てるとくん

はい、完了!
顔には絆創膏はっといたよ。

ばぁう

ありがと

てるとくん

( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ
どういたしまして。

ばぁう

あ、そういえば今何時?

てるとくん

ええっと、、、
6時半だけど。

ばぁう

分かった。ありがと。
じゃあ、そろそろ俺帰る。
お前の親とあったら気まずいし。

てるとくん

僕なら一人暮らしだけど?

ばぁう

えっ?!
マジ?

てるとくん

うん

ばぁう

じゃ、じゃあ襲われないように気をつけろよ。

てるとくん

?おそわれる?
どういう事?
まあ、いいや。
分かった!(●︎´▽︎`●︎)

てるとくん

あ、そういえばばぁうくん、
せっかくカッコイイ顔してるんだから、もう、傷つけたらダメだよ?

ばぁう

!りょーかい。
頑張るわ。
じゃあてるちゃん、また今度。
ばいばーい!
お邪魔しましたー!

てるとくん

バイ(-´∀`-)バイ
ってばぁうくん、呼び方!

気づいたらばぁうくんはもういなかった。全く、、、

てるとくん

てゆーか、なんで僕嬉しがってんの!

もうほんと、今日は疲れた。 寝よ。

ヤンキーに愛されてます

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343

コメント

3

ユーザー

ばぁう様とてると様…神の極まりです…

ユーザー

ありがとうございます! 嬉しいです! いやぁ今回ばうてる!推しカプだから気合い入れすぎましたね!

ユーザー

もう毎回毎回最高だし、タイトルの付け方神か!?

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