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コメント
2件
浮かれてる中也可愛すぎる🫶あの空間に行きたい、、、
ー任務中・夜の市街地ー
中也
屋上の縁に立ち、下を見下ろす。
敵は多い。
地形も悪い。
以前の自分なら——迷わず突っ込んでいた。
中也
拳を握り、力を込めかけて——
中也
ふと、胸の奥が引っかかる。
『無理はしないこと』
『必ず、生きて戻ること』
中也
無意識に、息を整えていた。
中也
中也
一瞬、いつもの衝動が顔を出す。
中也
その瞬間。
『ちゃんと判断できてたね』
中也
自分でも驚くほど、心が静かだった。
中也
通信機を取り出す。
中也
『了解』
中也
屋上を回り、影に落ちる。
足の感覚を確かめる。
まだ、いける。
中也
敵が一人、移動する。
中也
重力を“かけない”。
代わりに、足元のバランスだけを狂わせる。
敵
音は最小限。
倒れる前に、首元を抑える。
中也
二人目。
三人目。
中也
気づけば、敵の半数が無力化されている。
中也
胸の奥で、何かが“噛み合う”感覚。
中也
『期待してるよ』
中也
口元が、ほんの少しだけ緩む。
中也
自分に言い聞かせる。
最後の合図。
中也
部下たちが一斉に動く。
銃声。
短い悲鳴。
数分後。
『制圧完了』
中也
深く息を吐く。
中也
立ったまま、夜風を受ける。
中也
ふと、気づく。
中也
中也
理由は分からない。
でも、胸の奥は静かで、確かだった。
中也
帽子を直す。
中也
ー報告前・廊下ー
中也
左右をキョロキョロ。
中也
中也
両手を上げて小さくジャンプ。
中也
中也
拳をぎゅっと握る。
中也
中也
胸をドン!と叩く。
中也
中也
一拍。
中也
自分でツッコミ。
中也
中也
ドヤ顔。
中也
中也
中也
満足そうにうんうん頷いた、その時。
太宰
背後。
中也
気配。
中也
ゆっくり、振り返る。
太宰
中也
思考停止。
中也
顔が一気に真っ赤。
中也
中也
太宰
静かに、でも確実に笑う。
太宰
中也
耳まで真っ赤。
中也
太宰
中也
帽子で顔を覆う。
太宰
一歩、距離を詰める。
太宰
中也
太宰
声を落とす。
太宰
一瞬、間。
太宰
中也
中也
廊下に、静かな間が落ちる。
太宰
太宰
中也
太宰
声は低く、抑えられている。
太宰
中也
帽子のつばを、ぎゅっと掴む。
太宰
太宰
中也
太宰
淡々とした声。
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
少しだけ、肩が落ちる。
太宰
一拍。
太宰は、ほんのわずかに声を和らげる。
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
ゆっくり、深く息を吸う。
中也
中也
中也
太宰
視線が合う。
太宰
中也
一瞬、また赤くなりかけて——
中也
今度は、ぐっと堪えた声。
太宰
太宰は踵を返す。
太宰
中也