ゆず
6話目です!
ゆず
今回は、みーくん視点です
紅葉(もみじ)
みーくん
天気の良い昼下がり紅葉が真剣な顔をして俺の方をじっと見ている。
みーくん
……どうした?
紅葉の真剣な顔はあまり見ないせいか息を飲む。
紅葉(もみじ)
あのね、なんだかね
モジモジしながら何かを口ごもっている。
みーくん
紅葉、喋るならちゃんと喋れ
そう言うと紅葉は覚悟を決めたように真っ直ぐこちらを見て口を開いた。
紅葉(もみじ)
僕ね、最近おかしいの!
みーくん
は?
紅葉が最近おかしい?体調面か?
…いや、俺が紅葉の変化に気づけないわけが無い。
みーくん
どこがおかしいんだ?
紅葉(もみじ)
あのね
紅葉(もみじ)
松里くんと話すと心臓が爆発しそうになるくらいね
紅葉(もみじ)
幸せいっぱいになるの
……
そういう事か。
紅葉が使用人に恋をしていることは薄々気がついてはいた。
けれど、本当は気づきたくなかった。
紅葉(もみじ)
みーくん物知りだし何か知ってるかなって!
この時、俺の顔はきっと誰にも見せられないくらい殺意に溢れている顔だったろう。
紅葉(もみじ)
み、みーくん…?
みーくん
!
紅葉(もみじ)
どうしたの!顔色悪い!
みーくん
…なんでもないから気にするな
なんでもないなんて嘘だ。
紅葉(もみじ)
でも…
みーくん
紅葉がその気持ちに気づけるまで、一緒に考えてやるから
みーくん
心配しないで、これからも使用人と接して平気だからな
本心で無い言葉を次々口走る。
けれど紅葉にこの言葉をかけた時、満面のえみで頷いた。
紅葉を誰かに渡すことは絶対にしない。
だって
紅葉を何千年も想い続けてきたんだから。