出来れば避けたいものだったが
やはり闇は闇の中で捌くべきだろう
月
天闇
天闇
天闇
月
彼は幹部のひとり
基本日中の間は喫茶店でバイトをしている
しかし日が落ちるともう人間ではなくなるらしい。
月
笑顔を振りまいてはいるが、腹の底も見えない
夜
月
月と夜。
組織を乗っ取るに当たって引き金となる存在
菊が言うからには間違いないだろう
天闇
本当のところは頭を下げるなんてしたくないが、
そこまで大きなツラを構えられるほど強くもない。
月
月
月
天闇
天闇
月
天闇
天闇
夜
天闇
月
月
夜
天闇
警戒心が薄いのか?
頭を下げただけでこうも簡単に潜入できるとは
天闇
天闇
天闇
まぁ、そんな事はどうでもいい
まず菊を仲間に入れる
夜
天闇
そもそも私は慎重すぎた
最初からこうすべきだったのに、
動く前から死を恐れた。
天闇
迷わない。
今までは、既に"道"という道を進んできた
小学校を卒業し、中学校に入学
誰もが通る道だった。
今の私には道を示してくれる親も教師もいない
自分で切り開いて進んでこそ人生だ。
菊
天闇
天闇
菊
天闇
月
菊
天闇
菊
菊
天闇
天闇
菊
天闇
菊
天闇
菊
天闇
天闇
菊
菊
菊
菊
天闇
天闇
菊
菊
菊
天闇
話はそれから?
どういう意味?
天闇
天闇
菊は私より年上
堂々とした態度で私と接するに躊躇いが見えなかった。
”だったら示せ、話はそれからだ”
組織を立ち上げた時にボスになるのは私だ。
同時に仲間の命を抱える
普通に考えて
自分より年下の、しかも女である私に
そんな簡単に命は預けられない。
天闇
天闇
天闇
私の方_
天闇
天闇
天闇
月
万が一の場合に備えて
盗聴器を仕掛けたはいいが
夜
月
この女...
制服を着てたし学生なんだろうけど
さっきからブツブツ、覚悟だとか小鳥だか
よくわかんないこと言ってるし。
そもそも何故ここに?
月
月
月
※違います