TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君の優しさに…😢 2

一覧ページ

「君の優しさに…😢 2」のメインビジュアル

君の優しさに…😢 2

1 - 君の優しさに…😢 2

♥

123

2018年12月01日

シェアするシェアする
報告する

次の日

〜病院〜

佐久間 優斗

すみません。

看護師

はい。

佐久間 優斗

遠山紗里乃さんの病室を教えて貰ってもいいですか?

看護師

えーっと、
遠山さんは、3階の302号室です。

佐久間 優斗

ありがとうございます。m(*_ _)m

〜302号室〜

コンコン

遠山 紗里乃

はい。
(誰だろう?)

ガラッ

遠山 紗里乃

優斗!

遠山 紗里乃

来てくれたの?

佐久間 優斗

うん。
来るって言ったじゃん。

遠山 紗里乃

ありがとう!!

佐久間 優斗

あ、そう言えばさ、
先生が、紗里乃に向けて、色紙を送ろうって。それを、今日渡しに来たんだ。

遠山 紗里乃

そうなんだ。
先生に感謝しなくちゃね。

佐久間 優斗

あ、これね。

紗里乃に色紙を渡す。

遠山 紗里乃

ありがとう。

遠山 紗里乃

わぁ!色んな人からメッセージが来てる!!

遠山 紗里乃

あ、優斗見て見て!!
LINEの書いてる人もいる(笑)

佐久間 優斗

ほんとだ(笑)

1時間後

遠山 紗里乃

今日は来てくれてありがとう。

佐久間 優斗

そんな。
また明日も来るよ。

遠山 紗里乃

いいの?

佐久間 優斗

うん。
だって、俺ら友達だろ?
悩みを聞き合う仲でもあるし。

遠山 紗里乃

そうだね!!

遠山 紗里乃

あっ…
そういえばさ、
まだLINE交換してないよね?…

佐久間 優斗

うん…。

遠山 紗里乃

あ、あの!!
もし、良かったら、LINE交換しない?

佐久間 優斗

こちらこそ…

遠山 紗里乃

ありがとう!!

遠山 紗里乃

あっ来たよ!

遠山 紗里乃

今日はごめんね…

遠山 紗里乃

長い間…

佐久間 優斗

全然!!
大丈夫だよ!
そ、それじゃあまたね!

遠山 紗里乃

うん!!
また!

佐久間 優斗

なんかあったら言えよ!
LINEでもさ!

遠山 紗里乃

う、うん…
ありがとう…。

優斗が帰った後

〜302号室〜

遠山 紗里乃

はぁ…

看護師

遠山さん。
診察の時間です。

遠山 紗里乃

あ、はい。

カタッ

ガラガラ

〜診察室〜

遠山 紗里乃

失礼します。

医師

あ、紗里乃ちゃん。
座って。

遠山 紗里乃

はい。

紗里乃が座る。

医師

えーっと、
紗里乃ちゃん。
前から言ってあると思うけど…

医師

今の君の状態は、
非常に危ない。
生きられても、後、半年という所だ。

医師

だから、心臓移植が必要になる。

医師

これから、ドナーを探すという方向でいいよね?

遠山 紗里乃

はい。
でも…今から探して…
本当に見つかるんですか?

医師

紗里乃ちゃん。
ドナーって言うのはね。
信じて待たなくちゃ訪れない。
だから、祈るんだ。
生きたいと思えば、神様が味方してくれる。

医師

僕も、出来る限り手伝うよ。
これから、一緒に頑張ろうね。

遠山 紗里乃

はい。

医師

ねぇ…もしかして元気ない?

遠山 紗里乃

いえ、
元気はあります。
ただ、不安で…
本当に見つからなかった時の事も考えてて…

医師

紗里乃ちゃん。
さっきも言った通り、信じよう。

遠山 紗里乃

分かりました。

遠山 紗里乃

失礼します。

医師

うん。
また明日ね。

〜302号室〜

遠山 紗里乃

はぁ…やだな…

遠山 紗里乃

もう…死んでもいいから…

ガラッ

遠山 紗里乃

(誰?)

遠山 紗里乃

た、太一?

遠山 紗里乃

ど、どうしたの?

太一が紗里乃を 抱きしめる。

遠山 紗里乃

どうして?
なんで太一がいるのよッ!!

山川 太一

お前が入院してるってお前のお母さんから、聞いたからだよ。

ポロッ

遠山 紗里乃

私、すっごく太一に会いたかったのに…

遠山 紗里乃

なんで…
なんで連絡くれないのよッ!!

紗里乃が 泣き出した。

山川 太一

ごめん。
紗里乃が心配だった。
それは本当のことなんだ。

遠山 紗里乃

ほんと?

山川 太一

うん。

山川 太一

紗里乃に、会いたかった。

遠山 紗里乃

あたしだって、た、太一にっ…

山川 太一

もう、いい。
泣くな。

山川 太一

なぁ、紗里乃。
俺は、前も言った通りお前が好きだ。
会った時から。

遠山 紗里乃

本当に?

遠山 紗里乃

わ、私も、好き。
今だって大好き。

山川 太一

紗里乃。
俺と付き合って欲しい。

遠山 紗里乃

私も太一と付き合いたい。

抱き合う。

遠山 紗里乃

太一。
今日はもう遅いよ?

山川 太一

そうだな。
また明日も来る。

山川 太一

またな!

遠山 紗里乃

うん。
またね。

遠山 紗里乃

(ど、どうして?
太一。)

遠山 紗里乃

(太一。
私が死ぬって知ってて、好きでいてくれた。)

遠山 紗里乃

(私だって…
好きなはずなのに…
なんで私の頭に…優斗の顔が浮かぶの?)

遠山 紗里乃

(わかんないよっ)

ポロッ

皆さん。 第2話を読んで下さりありがとうございます。

前回、❤100で次話にした所、 1日で溜まっていて本当に、ビックリしました!

今回も❤100で次話にしたいと思います!

次話見たい人は❤をお願いします!!

この作品はいかがでしたか?

123

コメント

1

ユーザー

続き❗️書いてください🎵 途中で出てきた太一という人は紗里乃ちゃんとはどういう関係なんですか?

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚