私立寺亜学園高等部！　〜参加型企画〜

朝。私の一番好きな時間だ。 何故なら朝は凄い元気が出るし、何より友達と会えるからだ。

友達の紹介程度でもしておこうか。 まずは白のメッシュと黒いマスクが特徴的な、雪茉霊乃ちゃん。

霊乃ちゃんは、本当に狂気的な性格をしている。 そして、滅多に笑顔を見せない。でも今はこうやって見せてくれている。 どうやら、好きな人には見せるようだ。

次に、赤羽音々ちゃん。 音々ちゃんはこうやって心配してくれたりする、すごい友達思いの子。 でも、怪我するととてもヤバい事になる…。

次に、森口零君。 零君は、とても穏やかでみんなに優しい。そんな性格が私は好きだ。 そして、いつも飴を咥えているから…

飴の味当てゲームが毎日の日課だったりする。

最後は、如月莉亜ちゃん。 めっちゃめちゃ優しい！でも、怒った所は誰も見た所が無い。 本気でキレると怖いんだろうな…

幸い、みんなとは同じクラスだ。 席に着いた後、支度をした。すると＿

通学路は別の友達、莉菜ちゃんがやって来た。 今隣の席だから、めっちゃ話してる。

彼は騎苦驪儷爍。元ヤンらしいが、とても仲間思いな良い人だ。 勿論、私の大切な友達だ。

前髪が隠れていて、眼鏡をかけている男子。頬にあるガーゼが少し目立つ。 私は最初の頃の自己紹介をする日に休んでしまい、まだクラス全員の名前を知れていなかった。

そうして、彼に近づいた。

確かに、何か難しい雰囲気だ。仲良くなるにも時間がかかりそう…

ふと茅ヶ崎君の鞄を見てみると、イルカのストラップがあった。

どうすれば…この人と仲良く出来るんだ…

そして、みんな各々の席に座った。

なんか…なんとも言えない気持ちになった。

次回「いじめっ子」