ぬいぬい(主)
第8話です!
ぬいぬい(主)
ここから何で原本くんがひよりちゃんをいじめることになったか
ぬいぬい(主)
明らかになるかも?
ぬいぬい(主)
ならなかったらごめんなさい!
ぬいぬい(主)
本編どうぞです!
松野ひより
(ん……ここは?)
松野ひより
(確か…イザナさんと出掛けて)
松野ひより
(それで色々とアクセサリーとか服とかを見て)
松野ひより
(それで……)
松野ひより
(知らない男の人たちに連れ去られて……)
松野ひより
(……っ)
松野ひより
(イザナさんは!?)
松野ひより
(イザナさんは無事かな……)
原本翼
ーがーーたか
原本翼の父
ーー、このーー
松野ひより
(まただ……)
松野ひより
(少しずつ声が聞こえてくる)
ケータイのメール画面を見せる
『これからお前が答えを吐くまで痛め付ける』
松野ひより
(っ……)
松野ひより
(答えって……何のこと?)
原本翼
ーーえら、ーーやれ
手下1
ーーました
手下2
ーーかい
手下3
ーーだな
ドカッ! ゲシッ!
松野ひより
っ!
原本翼
ーーとうは、ーーーがーーるだろ!
原本翼
ーーなんだ?
松野ひより
(わからない……)
松野ひより
(途切れ途切れだから……答えもなにも……)
松野ひより
(わからない……)
バシッ! ドカッ!
松野ひより
っ…
手下1
ーーよ!
手下2
ーーと、ーー見なーー
手下3
ーー、ーーだ!
松野ひより
(もう、ダメだ……)
手下3
ぐわっ!
ドサリ
原本翼
ーーだ……なにーー
手下2
おい!ーーーしろ
手下1
ーーしろ!ーーだ
灰谷竜胆
後ろ……ーーしすぎ
灰谷蘭
ーーーらもな
手下1
ぐっ!
手下2
かはっ!
灰谷竜胆
ーーりょう
灰谷蘭
ーーったな
松野ひより
(灰谷蘭さんに灰谷竜胆さん!)
松野千冬
灰谷兄弟は手下を全員倒した
松野千冬
後は2人だけだな
原本翼
テメェ…誰だ
原本翼の父
こちらのことに首を突っ込まないでくれるか?
松野千冬
は?
松野千冬
俺の家のことに勝手に引っ掻き回してるやつに言われたくねぇよ
松野千冬
松野ひよりは俺の妹だ!
灰谷蘭
因みに俺は灰谷蘭
灰谷竜胆
俺は灰谷竜胆
原本翼の父
は、灰谷!?
原本翼の父
あの……六本木の……
灰谷蘭
あ、覚えててくれたの?
灰谷蘭
嬉しいな♡
灰谷竜胆
まぁ、好都合だよな
原本翼の父
まさか…お前らまで味方につけているとは
松野千冬
さてと……
松野千冬
担任から証言はとれてます
松野千冬
あなたがひよりをいじめるようにクラスメイトに嘘の噂を流して
松野千冬
ひよりを傷付けたんですね
松野千冬
なんでそんな酷いことを平気でするんですか
原本翼
俺の告白を…受けなかったからだ
原本翼
小学生の頃からずっと好きで…兄が不良だって知った
原本翼
コイツは兄が好きだから俺が兄みたいな不良になれば自然と好きになってくれるって
松野千冬
それだけでいじめるのかよ……
ドカッ!
原本翼
ぐっ!
松野千冬
同じになったって好きにならないよ
松野千冬
ひよりは見た目だけで好きになったりしない
灰谷蘭
イザナ……大将のことも中身をちゃんと知ってるから
灰谷竜胆
懐いてるわけだし…お前にもとから勝ち目はないってことだ
原本翼の父
黒川イザナには灰谷兄弟と同じように喧嘩をしたことがあった
原本翼の父
そして負けたのだ
原本翼の父
そしてたまたま黒川イザナと彼女が一緒によくいるのを見かけて
原本翼の父
それをチャンスだと思ったのだ
灰谷蘭
つまりは復讐のつもりだったわけか
灰谷竜胆
それにひよりを巻き込んだと
松野千冬
父親の目的と息子の目的がある意味一致してそれに妹を巻き込んだと……
松野千冬
ふざけるな!
ドカッ!
松野千冬
本音を知りたいのならちゃんと話し合えよ!
松野千冬
わかり合う努力をしたか?
松野千冬
してねぇだろ!
松野千冬
わかり合うことをすれば…
松野千冬
ひよりがどんな子か…わかるはずです
松野千冬
初歩的なことをしないで彼女を傷つけたのはあなたたちだって自覚をしてください
松野千冬
『行くよ』
松野ひより
『う、うん』
ぬいぬい(主)
はい、ということでここで終わります
ぬいぬい(主)
次回はひよりちゃんの聴覚障害が軽度にまで治ります。
ぬいぬい(主)
なんか不出来で申し訳ないです
聴覚障害 軽度
補聴器をつけたら人の会話がちゃんとに聞こえる
短い受け答えなら喋ることも可能
長い受け答えは筆談とか手話になります
ぬいぬい(主)
では、また次回です