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風花の舞う日

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風花の舞う日

23 - 第18話 大きな渦中の中で

♥

122

2023年12月16日

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目黒蓮

すみません。遅くなりました。

深澤辰哉

おっ!おはよ。って言ってももう11時だけどな。

向井康二

目黒くん!おはようさん。

目黒蓮

あ、康二おはよ。午前中ありがとう。

向井康二

そんなん、ええんですよ。大丈夫ですか?

目黒蓮

おかげさまで。

向井康二

これ、クライアントから連絡頂いた分です。これと、これはこっちで処理出来たんで確認だけして下さい。

向井康二

あと、連絡待ちの案件がこのリストで………

目黒蓮

サンキュ。助かった。

向井康二

そいじゃ。

ふっかを追って走っていく康二。

向井康二

ふっかさん!待ってくださいよ!

深澤辰哉

お?

向井康二

この処理、ふっかさんじゃないと出来ひんのですわ。

深澤辰哉

あぁ。これな。分かった。すぐにやるわ。

蓮は席に付いて書類に目を通し、 パソコンであれこれ作業に没頭する

事務員

目黒さんこれ届いてました。サクラ商事さんの立案返答です。

目黒蓮

あ、ありがとう。

事務員

いえ。頑張ってください。(/// ^///)

目黒蓮

う~ん。(これだとちょっと弱いかな…)

データー資料からでは 判断がつけられない。

目黒蓮

ふっかさんに相談してみるか。

席から立ち上がりふっかの元へ

目黒蓮

………あれ?居ない?

携帯に連絡を入れる。

岩本照

おぉ目黒?何?

目黒蓮

ふっかさんの携帯だよね?

岩本照

あ、今食事取りに行ってて。何?急ぎ?

目黒蓮

昼ならいいや。後で案件のことで相談したいって伝えて

岩本照

ん。分かった。ところでさ。シオ先輩大丈夫だったの?

目黒蓮

ん。ちょっと怒られたけどね。仕事の姿勢とか。俺が悪いんだ。

岩本照

厳しいもんな。相変わらず。(笑)
こっちでも変わんないよ。

目黒蓮

ふっ(笑)それがシオだからね。

岩本照

んじゃ伝えとくわ。

パソコン作業にちょっと疲れて 屋上で一休みしてると珍しい 背中を見つける

目黒蓮

渡辺課長。🚬ですか。

渡辺達也(課長)

あ、お疲れ。

渡辺達也(課長)

世の中禁煙だから、場所なくて。

目黒蓮

あぁ。そうですね。

渡辺達也(課長)

シオ、調子どう?

目黒蓮

元気にしてますよ。そろそろ戻りたいんじゃないかな。

渡辺達也(課長)

そうか。

渡辺達也(課長)

オレもあと10日位だから。ここ来るの。

目黒蓮

そうなんですね。

渡辺達也(課長)

色々挨拶とか、向こうの会社のこととか覚えなきゃいけないからね。

目黒蓮

大変だ💦

渡辺達也(課長)

でも幸せだよ。シオに言われた通りだった。

渡辺達也(課長)

掴んで良かった。って本当に思ってる

渡辺達也(課長)

ありがとうって伝えて。

目黒蓮

はい。

目黒蓮

どうか末永くお幸せに

渡辺達也(課長)

君たちもね。

タバコの火を消して 柔らかい笑顔で立ち去って行った

深澤辰哉

おう。悪いな目黒。なんかあった?

目黒蓮

いえ。実は相談があって…

サクラ商事の案件を見せながら

目黒蓮

・・・・が・・・で・・・なんですけどちょっと弱い気がして。

深澤辰哉

ふぅん・・・・だとどう?

目黒蓮

それは俺も考えたんですけど、・・・の代替にはならなくて・・・だと・・・の方が・・・ルート探さないと厳しくて。

深澤辰哉

それならいいとこ知ってる。

目黒蓮

え?ホントですか?

深澤辰哉

うん。

目黒蓮

どこですか?

深澤辰哉

俺ん家

目黒蓮

へ?

深澤辰哉

俺の父親の会社ね?

目黒蓮

へぇ。そうなんだ。

目黒蓮

って……。あれ?

目黒蓮

まさか…?!

深澤辰哉

そ。まさかの深澤商事

目黒蓮

ウソ。

目黒蓮

!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?

深澤辰哉

おい!ちょ………お前?!

目黒蓮

うぐっ

深澤辰哉

ばか!(シッ)声でけぇよ!

目黒蓮

あんな大企業の息子がウチに居るの?

深澤辰哉

俺には経営能力はないから
自由にさせてもらってんの

目黒蓮

そんなでっかいコネ今まで使ってこなかったよね?

深澤辰哉

ん……。まあ?

目黒蓮

……んでなんで今更?

深澤辰哉

お前だから。俺(と)は取引したくないの。

深澤辰哉

喧嘩したんだろ?

深澤辰哉

アイツ出ていったんだよな?怒って

目黒蓮

え?なんで…

深澤辰哉

お前電話してきたとき車の音してたし。
息切れてた。

深澤辰哉

探し回ってたんじゃねぇの?(笑)

深澤辰哉

仕事の姿勢で怒られたって事は大方自信がないとかボヤいたのがシオの逆鱗に触れたんだろ?

深澤辰哉

「誇りを持てない目黒なんて嫌い!」とか言われてよぉ

目黒蓮

(うゎ。キモ…っ)

深澤辰哉

前(ナベの一件)の事もあるし。そりゃ必死に探すわな。(笑)

深澤辰哉

お前の背中を押してやる。自信に繋がればと思ってね。

ニヤニヤしながら どこかに電話しだした。

深澤辰哉

あ~ども♡
・・・・の取引の件で窓口に、なってもらえる人紹介して貰えます?
……あぁ。いいですよ。

深澤辰哉

夜時間あるか?

目黒蓮

あ、はい。

深澤辰哉

あ、すいません。
………はい。
……わっかりました。(笑)
………。じゃ、後ほど………。

深澤辰哉

よし。じゃあ今晩な。

深澤辰哉

場所は佐久間んとこでいっか。

ミシュラン二つ星の店を 軽く使ってない?(笑)

深澤辰哉

あ、シオに連絡しとけよ。
先方めちゃくちゃ食うから。
酒より飯の人なんで。

目黒蓮

あ、うん。分かった。

深澤辰哉

これ借りとくわ。

書類の束をもって席を離れる。

目黒蓮

あ、シオに連絡しなきゃ

携帯をもって廊下へ

目黒蓮

・・・・。あ、シオ?

齋藤詩織

蓮どうしたの?

目黒蓮

ごめん。急な接待で佐久間くんのとこ行くことになって。夕飯食べれないわ

齋藤詩織

あ、そうなんだ。帰りは?

目黒蓮

多分遅くなると思う。

目黒蓮

ちなみに夕飯なんだったの?

齋藤詩織

お刺身が美味しそうだったから。お刺身にしようと思ってた。

目黒蓮

んじゃ、晩酌でつまもうかな。少し残しといて。(笑)

齋藤詩織

大丈夫だよ。無理しないで。

目黒蓮

今日は熱燗がいいな。

齋藤詩織

はいはい。(笑)
じゃ、頑張ってね。

目黒蓮

ありがとう。
愛してるよ♡シオ…。

岩本照

…………。(笑)

目黒蓮

あ……。

岩本照

ご馳走様。(笑)

目黒蓮

覗きの趣味なんてあったっけ?(笑)

岩本照

ねぇわ!(笑)

岩本照

これ、見積もり。(💢'ω')ふっかさんに頼まれて作ってきたの。今晩つかうんでしょ?

目黒蓮

さすが!仕事早いね。

目黒蓮

ふっかさんってこれ見てる?この金額で相手してくれんの?

岩本照

ふっかの指示だけど?どっか金額違う?

目黒蓮

いや、多分ほぼ原価に近いかと。大丈夫なのかな?向こう儲けないかも。

岩本照

ふっかが原案持ってきたから大丈夫だと思うよ。

後ろからそ~っと近づいてくる シ~ッd((ˊ皿ˋ ;)と指を口元に立てながら

岩本の肩にちょこんと頭載せて

深澤辰哉

ナニナニ?俺の話?

岩本照

あ、そう。これ合ってる?だって。

目黒蓮

驚かないのね。

岩本照

気づいてたし。目黒の視線もふっか捉えてたし。

深澤辰哉

もう。つまんない男♡

岩本照

で、合ってんの?

深澤辰哉

合ってるよ。

目黒蓮

これ原価じゃない?儲け無いよね?

深澤辰哉

あ~平気平気。

目黒蓮

慈善事業じゃないんだから。もう少し乗せようよ

深澤辰哉

予算オーバーするじゃん

目黒蓮

そこは俺頑張るし。

目黒蓮

あと10%乗せよう?もし出来たらふっかさんも顔立つでしょ?

深澤辰哉

俺の顔は立てなくていいの

目黒蓮

でも……。

深澤辰哉

余計な事は考えなくていい。これを成立させることに集中して。

岩本照

………。ふっか?

照は深澤の袖を掴んで軽く引っ張る。 ふっかはその手をキュッと掴む。 まるで何も言うなと言っているようで。

岩本照

(いつものふっかと違う。)

深澤辰哉

これで進めて。先方にはこれでもう送っていいから。

目黒蓮

(しばらく考えて)
ん。分かった。お願い。

深澤辰哉

おう。照。
今日夜打ち合わせで飯行ってくるから。

岩本照

分かった。

深澤辰哉

シオには?

目黒蓮

ん。もう言った。

深澤辰哉

じゃぁ先方連れて行くから向こうで合流な。

目黒蓮

分かった。

岩本照

(なんか入っていけないな)

すっと背中を向けその場を離れた。 目黒は「あっ…」と声を上げたが ふっかは目黒から視線を外そうとせず 仕事の話を続けてる。 大きな壁が見えた気がした。

会社から徒歩5分。 待ち合わせは45分後。

目黒蓮

そろそろ出てくるかな。

宮舘涼太

お疲れ様!

向井康二

お疲れやで~。またな

岩本照

お疲れ~。

目黒蓮

岩本くん!

岩本照

あ、目黒?

近寄ってくる

目黒蓮

さっき…変だったから。

岩本照

え?

目黒蓮

すれ違った時悲しそうな顔してたよ

岩本照

大した事じゃ…ないから。気にしないで。

目黒蓮

そんなこと…ないよね?

目黒蓮

もし、
それがふっかに対しての
感情(想い)なら
ちゃんと伝えてあげてね。

目黒蓮

拗らせると大きくなるよ。俺みたいに。

目黒蓮

シオ怒らせたの、
それだから。

岩本照

そっか。でも大丈夫。

岩本照

ありがとう心配してくれて。

目黒蓮

うん。じゃぁ。行ってくるね。

岩本照

頑張って。

ラウール

目黒くん。いらっしゃい!

目黒蓮

急にごめんね。

ラウール

いつも使ってる部屋は
普段一般のお客さんは
いれないから。

目黒蓮

え?そうなの?

ラウール

そ、超VIP席なの♡

目黒蓮

知らなかった。

ラウール

目黒くん結構鈍いもんね(笑)

目黒蓮

相変わらず酷いな。

目黒蓮

とりあえずコーヒーちょうだい。

ラウール

分かった!今持ってくるね♡

持ってきてくれたコーヒーに口をつけ 書類を確認しながらふっかさん達を待つ

深澤辰哉

お待たせ!

目黒蓮

お疲れ様です。

深澤父

お待たせしてしまったかな?

目黒蓮

え?会長?

深澤辰哉

知ってんの?親父のこと?

目黒蓮

いや、知らない人居ないでしょ?

佐久間大介

あ、ふっかパパ!

深澤父

おお、大介!盛況だな。

目黒蓮

ここも繋がってるんだ。

佐久間大介

何?蓮 目を丸くして…?!

佐久間大介

あ、知らなかったっけ?

佐久間大介

ここ、紹介してくれたの
パパなんだ♡

深澤父

会社の近くにあったら皆も便利だと思ってな。皆のご飯食べる場所として最適になればいいとここを紹介したんだ。

深澤父

腕は認めていたしな。

佐久間大介

お家のホームパーティの
仕切りよくやらせてもらってたしね♡

目黒蓮

へぇ。

深澤辰哉

ま、座ろうよ

深澤辰哉

佐久間 料理頼んだ!

佐久間大介

もちろん!お腹いっぱいになるまで食べてもらうから覚悟してよ!パパ

深澤父

ああ。楽しみにしてるぞ!大介

深澤辰哉

とりあえず。目黒

目黒蓮

あ、はい。

立ち上がり 隣に腰を下ろして名刺を差し出す。 背が高い為、目線を合わせるためだ。

目黒蓮

今回お取引させて頂きます
目黒蓮と申します。

目黒蓮

今日はお忙しいところ
御足労頂き
誠にありがとう
ございます。

頭を下げる

深澤父

丁寧にありがとう。辰哉が世話になるね

目黒蓮

いえ。尊敬する先輩です。

目黒蓮

こちらの提案をお受け頂けるとか。

深澤父

あぁ。辰哉から話は聞いてるよ。まあ、座りなさい。

目黒蓮

はい。失礼します。

深澤父

これで進めて構わない。辰哉から内容は聞いている。

目黒蓮

こちらをお渡しします。確認して頂けますか?

深澤父

うむ。

資料に目を通す

深澤父

問題ないね。

目黒蓮

あの…

深澤父

なんだね?

目黒蓮

ほぼ原価に近いかと思われますがこちらの提案を受けて頂ける理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?

深澤辰哉

おい!目黒

目黒蓮

会社なら、商品を世の中に出す以上利益を追求するのは当然かと。もちろん口利きを頂いている以上、不躾な物言いをしていることは十二分に理解しているつもりです。

目黒蓮

サクラ商事との取引には御社のお力添えが不可欠である事も。

目黒蓮

けれどお互い納得のいく取引をするべきではないか、と。

深澤父

ほう。

目黒蓮

これは会長にとって有益になる取引では無いはず。
ご子息のお願いだから引き受けて下さった、ということですか?

深澤父

ははは。

目黒蓮

深澤辰哉

親父?

深澤父

ここがお前と目黒くんの違いなんだな。

深澤父

確かに辰哉からの申し出だからというのもある。こちらにも全く利益がない訳では無い。

深澤父

2%

目黒蓮

えっ?

深澤辰哉

あっ。

深澤父

辰哉は原価を聞いていたんだろう?

深澤父

秘書から聞いたよ。最低限利益を載せられる金額はいくらだと。

深澤辰哉

親父…。

深澤辰哉

2%が最低限…って親父が言わしたの?

深澤父

まぁな。

深澤父

この会社は俺の代で大きくした会社だ。御社は中小企業ながら利益率も経常利益も申し分無い。だから、これにのったんだ。

目黒蓮

え?それは…どういう?

深澤父

業務提携だよ。目黒くん

目黒蓮

御社とうちが?

深澤辰哉

親父?それマジの話?

深澤父

辰哉、お前はもっと目黒くんの真面目さを学ぶべきだな。(笑)
辰哉は経営についてはまだまだだ。

深澤父

うちにとっては大型の営業ルートが確保出来る。御社にとっては商品確保の太いパイプが出来る。願ってもないことだ。

深澤父

前に言っただろう?力になれる日が来たら必ず協力すると。

深澤父

なかなか言ってこないから、心配していたんだかな。

目黒蓮

会長……。

深澤父

詳しい話はまた改めて話すとしよう。料理を持った彼が立ち尽くしているしな。

ラウール

あ………。

ラウール

入っちゃいけない気がして。

深澤父

さあ、大介の料理を堪能しようじゃないか。

手招きをして料理を持ってこさせる

佐久間大介

パパお待たせ!

深澤父

美味そうだな。

深澤父

目黒くんは飲めるのかい?

目黒蓮

はい。

深澤父

じゃ、大介、持ってきてやれ。お祝いだ。

佐久間大介

にゃす♡よかったな。蓮♡

目黒蓮

うん。

深澤辰哉

ありがとう。親父。

深澤父

何言ってんだ。お前も頑張ってるのは聞いているよ。

深澤父

お、来たな。

佐久間大介

シャンパンにしたよ♡

佐久間大介

パパも飲む?

深澤父

少しだけな。辰哉お前も少しにしとけよ

深澤辰哉

えぇ?なんでだよ。

深澤父

後輩のまえで醜態を晒すつもりか?(笑)

目黒蓮

いやいや。もう手遅れですよ。(笑)

深澤父

あぁ。そうか。(笑)

深澤辰哉

なんだよ(💢'ω')
親父も目黒も………

みんな笑顔で笑い合い じゃあ みんなで乾杯🥂ってした後…… ホントにお腹がはち切れるくらいまで みんなで佐久間の料理を堪能した

深澤辰哉

お、やっぱり降ってきたな。

目黒蓮

凄い親父さんですね。

2人は傘を並べ帰り道を歩いていた。

目黒蓮

親の七光り
散々隠してたのに
今頃どういう風の
吹き回しなんです?

深澤辰哉

シオの復帰の花道作ってやりたくて。

目黒蓮

シオの?

深澤辰哉

実際、業務提携となれば大きな力が動くことになるだろう。

深澤辰哉

そこにはシオの力は必要不可欠だ。

深澤辰哉

あいつもそろそろ戻りたがってるなら尚更だ。

深澤辰哉

課長もそろそろ退職だし。

目黒蓮

会社として戻るタイミングを作るって事?

深澤辰哉

実際書類作成とかは向こうに任せて確認作業だけだから大したことは無いと思う。

目黒蓮

あ、うん。

深澤辰哉

忙しいのはその後だ。今のメンツでは手に余る。

深澤辰哉

正直 こういうことになるのは想定外だった。

深澤辰哉

親父があそこまで考えてるなんて思ってなかったからな。

目黒蓮

まぁ、そうだよね。ふっかさんも目が点だったし

目黒蓮

あの顔岩本くんに見せてあげたかった(笑)

深澤辰哉

そんなのはいいんだよ(💢'ω')

深澤辰哉

とにかく、来期始まる位までには目処を付けて戻る算段をして行かないとな。

目黒蓮

そっか……。

岩本照

ふっか……!

目黒蓮

あ、岩本くん。

岩本照

佐久間から連絡貰って。

目黒蓮

そっか。じゃあ、ここで。

岩本照

うん。目黒も気をつけて

目黒蓮

岩本くん。ちゃんと話すんだよ。( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

岩本照

うるせぇ。(/// ^///)

目黒蓮

じゃあまた来週!

深澤辰哉

おう!お疲れ

岩本照

おかえり。

深澤辰哉

ただいま。

深澤辰哉

ってここ、俺ん家

岩本照

ふふ。そうだよ。

深澤辰哉

家主より態度デカくね?

岩本照

まぁまあ。

岩本照

接待上手くいったの?

深澤辰哉

おう。ビックリするくらいな。

岩本照

そっか。お疲れ様。コートとジャケット掛けてくるから貸して

深澤辰哉

おう。ありがとな

コト。マグカップを置く☕️

岩本照

まあ、一息付きなよ

深澤辰哉

サンキュ。

岩本照

オレ……風呂用意してくるから。

深澤辰哉

ヒカル…?

岩本照

んっ?

深澤辰哉

なんかあった?

岩本照

なにも?エッ?

キスをされ真っ直ぐ見つめられる。 見透かされそうで視線を外す

岩本照

なに?ヤダ(>_<)

深澤辰哉

いつもと逆だな。(笑)
悩みあるなら、ちゃんと言えよ。

(*´ω`)ε`*)снц♪

岩本照

後で…ね♡

深澤辰哉

お、おう……(/// ^///)

2人で洗いっこしているうちに そんな雰囲気になり…… ♡♡♡♡ 心も身体も満たされる 素敵な時間となりました

岩本照

ムフフ……まだ寝かさないよ♡

深澤辰哉

あ゙~~っイッタ……バッカだってぇ~!!

深澤辰哉

もぉ……っ……アッ……♡

目黒蓮

ただいま……。

齋藤詩織

おかえり♡

目黒蓮

先寝てて良かったのに。

齋藤詩織

まだ11時じゃない。

齋藤詩織

お風呂先?それとも飲み足りない?

目黒蓮

シオ不足だから充電したい

背中から抱き締める。

齋藤詩織

はいはい。

シオが頭をあげ目線が合う 上を向いてキス ふにゃりと笑うシオの笑顔に癒される

齋藤詩織

んっ!

目黒蓮

今日もかわいい♡

齋藤詩織

すっぴんですけど?

目黒蓮

カワイイ♡ちゅっ

齋藤詩織

ん。もう何回するの?

齋藤詩織

お風呂入ってきて。熱燗用意するから。ね?

目黒蓮

ん。分かった。

浴室へ入っていく蓮を見届けて カバンやコートを片付けに行く

蓮の仕事部屋にカバンから 荷物を出して資料を整えて置いておく

戻ってキッチンで熱燗の用意と お刺身を切り分け お皿に大根のツマとカイワレを添え 醤油刺しとわさびを擦り置いておく。

齋藤詩織

今日のおすすめはごま油に胡麻とコチュジャンで…。

齋藤詩織

よし、できた。

齋藤詩織

先にビールだよね。
たぶん。
グラス冷えてたはず。

目黒蓮

ふぁ~。
気持ちよかったぁ。

齋藤詩織

おかえり。はい。ビール

齋藤詩織

グラス冷えてるよ。

目黒蓮

ありがとう。

目黒蓮

シオも飲む?

齋藤詩織

ううん。やめとく。

目黒蓮

ん?体調悪い?

齋藤詩織

そんなことない。
全然元気だよ。

グラスにビールをつぎ 一気に喉に流し込んだ

目黒蓮

ぷはぁ。

齋藤詩織

ふふ。なんだか嬉しそうだね。

齋藤詩織

楽しかった?

目黒蓮

貴重な経験をさせて
もらったって感じかな。

齋藤詩織

へぇ。

ダイニングテーブルの椅子に座り 今日あったことを話してくれる。

齋藤詩織

凄いじゃん。

齋藤詩織

これから忙しくなるね。

目黒蓮

でも、まぁ動き出すのは年明けだと思うよ

齋藤詩織

そっか。体調管理
尚更気をつけていかなきゃ。

齋藤詩織

私も蓮に話があって。

目黒蓮

ん?なに?

齋藤詩織

来週から仕事復帰出来ることになったの。

目黒蓮

それ、ホント?

齋藤詩織

うん。先生が許可してくれた。

齋藤詩織

会社には連絡して、正式に認めて貰えたから。

目黒蓮

そっか。

目黒蓮

おめでとう。

齋藤詩織

ありがとう。(笑)

目黒蓮

でも無理しないで。

齋藤詩織

うん。もう1人の体じゃ、無いしね

目黒蓮

え?

目黒蓮

なに?

時が止まった

齋藤詩織

赤ちゃん出来た♡

目黒蓮

えっ?!

齋藤詩織

まだ、2ヶ月くらい?かな

目黒蓮

ウソ…

齋藤詩織

正式には5週目。

目黒蓮

シオ~!!

抱き締める

齋藤詩織

蓮…ちょっ……ちょっと。
落ち着いて!……ね?

目黒蓮

落ち着いてって…無理だよ

お腹を触り

目黒蓮

ここにいるの?

齋藤詩織

うん。蓮の赤ちゃん

目黒蓮

うわぁ。俺が父親?!

目黒蓮

まじかァ

齋藤詩織

喜んでくれる?

目黒蓮

もちろんだよ。
大切にする。

目黒蓮

あ、でも、
仕事大丈夫かなぁ?

目黒蓮

その前に大事なことが。

齋藤詩織

え?

目黒蓮

結婚しよう!詩織。

目黒蓮

ちゃんとしなきゃ。
両親はお互い居ないけど
2人だけで結婚式挙げよ♡

目黒蓮

籍も入れて…。

齋藤詩織

ねぇねぇ。ちょっと…。

目黒蓮

え?

齋藤詩織

返事聞いてくれないの?

目黒蓮

あ…。ごめん。

齋藤詩織

私を蓮のお嫁さんにして下さい♡

目黒蓮

もちろん♡一緒に幸せになろうね。

抱き締めあう。

目黒蓮

出会ってくれて
ありがとう♡

目黒蓮

大好き。愛してるシオ

齋藤詩織

私も蓮を愛してる♡

身体を離し 優しい笑顔で 顔を近づけ 目を閉じる

この作品はいかがでしたか?

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コメント

5

ユーザー

わぁー⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ おめでとう🎉 今日は赤飯だ! やっときた!(笑)キャ─(´∩ω∩`)─♡

ユーザー

いやぁーめでたい!めでたい㊗️ しょうた君の言ってたのを思い出してました🤣💕 読みながら顔がムフムフ変な笑顔になってしまってました 笑 接待の話の部分、凄く好きなシーンでした✨

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