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真っ黒真偽[連載中]

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真っ黒真偽[連載中]

2 - 真っ黒真偽2

♥

156

2021年10月01日

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〜♪

どこかで聞いたことがある 懐かしい音楽が聞こえてくる。

ERROR

君は好きかい?彼らが。

大好きです。

〜♪♪

ERROR

なぜ?

俺と一緒に いてくれるからです。

〜♪♪♪

ERROR

裏切られたら?

それは…

〜♪

ERROR

君の目からは熱いもの。
溢れて止まらぬ彼らの声

⚠️ーERRORー⚠️ やり直してください

もうやめてくれ!

もう少しだ           

        もう少しで

俺たちの願いが叶う。

俺にとってのかけがえのないもの。それはみんなで笑って騒ぐこと。それさえ出来ればなんだっていい。一人でも欠けてはいけない。

そんなわがままも 儚く散った。

Nakamu

わがままだってわかってる。
でも…

止まらない

止まらない

溢れ出す感情。

さぁ、この感情を止めるため 彼のため 俺の願いを叶えるため。 どこからつきとめようか。

…くれ…

いつしかみんなで見た浜辺。 懐かしい匂いを感じる。

きっと彼は誰かに脅されたんだ。だから自分で自分を…

考えるだけで 憎くなる。

Nakamu

部屋…

そうだ…部屋なら…

ドアの前に立つ。進め。 進めよ。ほら。

…な…

Nakamu

…?

そっと耳をすませる。 なにか聞こえてくる。

…だ…

でも…もう時間が…

急ぐぞ。

うん。

Nakamu

…!

間違いない。ここの中に 彼を殺した奴がいる。

許さない…絶対…

…ぁ

Nakamu

!?

なにか聞こえる。 どこからだ?

耳を澄ます。 でも聞こえない。 どこに澄ませば?

…た

Nakamu

ぁぁぁぁぁあ!!!

Nakamu

誰だよ!

…おいなんだ!?

めて…!

ガシャッ

Nakamu

ハァ…ハァ…誰だよ!…

きりやん

んだァ?いきなり入ってきて。
ノックもしないで…ッ…

言葉につまる。 俺も。彼も。 だってそうじゃん? 想像もしなかったのだから。

Broooock

…なかむ…!?

Nakamu

…お前ら…なんでここに?

きりやん

それは…

沈黙が続く。

誰か…この沈黙を破ってくれ。

Broooock

きりやん

Nakamu

沈黙を破ったのは 意外な人物だった。

Nakamu

お前らが…お前らがきんときを
殺したのか…!?…

考えるより声が先に出た。 まさかこんな言葉が出るとは。

Broooock

え!?まさか…そんなこと…

きりやん

俺らがそんなことするわけー

Nakamu

ふざけるな!

お前らが…

殺したんだろ!?

きりやん

落ち着け!なかむ!

Broooock

やばいよこれ…!

自分の手から温かい液体が垂れてくるのがわかった。痛みとともに。

きりやん

やめろ…ナイフなんか持って…
俺たちをどうする気だ…?

Nakamu

…そんなの決まってんだろ?w…

Broooock

…逃げようきりやん

Nakamu

きんときと同じ痛みを
与えるんだよ!

Broooock

まって!なかむ!話を!

Nakamu

うるさい!黙れ!

きりやん

逃げろブルーク

Broooock

おけ…

Nakamu

逃がさねぇよ

Broooock

…!しまった…!

まんまと引っかかったな? そこには…

Broooock

いったっ…

ロープが待ってるんだよ。

摩擦の勢いで痛いのか? 大丈夫。

もう痛くないから

Broooock

…ハァ…ッ…

じんわりと赤に赤が重なっていく。そして自分の服も彼の赤に染まっていた。

きりやん

ブルーク!?…お前…

Nakamu

もう彼の息は絶えるだろうね。
さぁ。次はお前だ。

きりやん

やめろ…俺たちじゃ
ないんだぞ…!?

Nakamu

何言ってんだよw
命乞いか?

きりやん

クソ…

Nakamu

待てよ

Nakamu

逃げても無駄だからな…?

Nakamu

絶対に…
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コメント

1

ユーザー

なぜロープで摩擦が起きるのか?それは…🙊

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