〜♪
どこかで聞いたことがある 懐かしい音楽が聞こえてくる。
ERROR
大好きです。
〜♪♪
ERROR
俺と一緒に いてくれるからです。
〜♪♪♪
ERROR
それは…
〜♪
ERROR
溢れて止まらぬ彼らの声
〜
⚠️ーERRORー⚠️ やり直してください
もうやめてくれ!
もう少しだ
もう少しで
俺たちの願いが叶う。
俺にとってのかけがえのないもの。それはみんなで笑って騒ぐこと。それさえ出来ればなんだっていい。一人でも欠けてはいけない。
そんなわがままも 儚く散った。
Nakamu
でも…
止まらない
止まらない
溢れ出す感情。
さぁ、この感情を止めるため 彼のため 俺の願いを叶えるため。 どこからつきとめようか。
…くれ…
いつしかみんなで見た浜辺。 懐かしい匂いを感じる。
きっと彼は誰かに脅されたんだ。だから自分で自分を…
考えるだけで 憎くなる。
Nakamu
そうだ…部屋なら…
ドアの前に立つ。進め。 進めよ。ほら。
…な…
Nakamu
そっと耳をすませる。 なにか聞こえてくる。
…だ…
でも…もう時間が…
急ぐぞ。
うん。
Nakamu
間違いない。ここの中に 彼を殺した奴がいる。
許さない…絶対…
…ぁ
Nakamu
なにか聞こえる。 どこからだ?
耳を澄ます。 でも聞こえない。 どこに澄ませば?
…た
Nakamu
Nakamu
…おいなんだ!?
めて…!
ガシャッ
Nakamu
きりやん
ノックもしないで…ッ…
言葉につまる。 俺も。彼も。 だってそうじゃん? 想像もしなかったのだから。
Broooock
Nakamu
きりやん
沈黙が続く。
誰か…この沈黙を破ってくれ。
Broooock
きりやん
Nakamu
沈黙を破ったのは 意外な人物だった。
Nakamu
殺したのか…!?…
考えるより声が先に出た。 まさかこんな言葉が出るとは。
Broooock
きりやん
Nakamu
お前らが…
殺したんだろ!?
きりやん
Broooock
自分の手から温かい液体が垂れてくるのがわかった。痛みとともに。
きりやん
俺たちをどうする気だ…?
Nakamu
Broooock
Nakamu
与えるんだよ!
Broooock
Nakamu
きりやん
Broooock
Nakamu
Broooock
まんまと引っかかったな? そこには…
Broooock
ロープが待ってるんだよ。
摩擦の勢いで痛いのか? 大丈夫。
もう痛くないから
Broooock
じんわりと赤に赤が重なっていく。そして自分の服も彼の赤に染まっていた。
きりやん
Nakamu
さぁ。次はお前だ。
きりやん
ないんだぞ…!?
Nakamu
命乞いか?
きりやん
Nakamu
Nakamu
Nakamu