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真っ黒真偽[連載中]

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真っ黒真偽[連載中]

3 - 真っ黒真偽3

♥

35

2021年11月02日

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きりやん

ハァ…ハァ…

できるだけ遠くに 逃げて逃げて逃げるため 走る走る走る。俺は。

きりやん

やだやだやだやだやだやだ
やだやだやだやだ!!!

脳内がパニックになっていく

後ろから迫る ものすごい殺気。

きりやん

もう…おしまいか…?

きりやん

俺…俺…

きんとき

俺、きんとき!

きりやん

俺はきりやん

きんとき

あれ、なんか似てるねw

きりやん

確かにw

きんとき

ま、よろしくね!

きりやん

よろしく!

グータッチを交わしたあの日から6人でずっと…ずっと…

きりやん

ああああああッ!!!
クソっ!!!

急な思い出の攻撃により 進行方向から跳ね返された俺は 殺気の方に向かい走る。

きりやん

クソっ!なんでだよ!!

Nakamu

…!?

Nakamu

最初はびっくりした。

Nakamu

まさかやつから来るなんて。

Nakamu

ま、好都合なんだけどね

きりやん

何をグチグチ言ってんだよ…

Nakamu

その手に持ってるものは
なぁに?

きりやん

見ればわかるだろ?

きりやん

”ハサミ"だよ

Nakamu

そんな危なっかしいもの
持っちゃって

きりやん

お前こそ言えねぇだろ

Nakamu

…で、何がお望みで?

きりやん

こっちの台詞だよ

Nakamu

お前を殺すために
に決まってんだろ

きりやん

あぁ、そう

Nakamu

…いつからこんなんに
なっちゃったんだろうな

きりやん

あいつが死んでからだろ

Nakamu

でももう終わるから
いいんだけどね

きりやん

…それはどういう意味で?

Nakamu

当たり前じゃん

これで…これで終わる…

さぁ!狙いを定めて!

Nakamu

こういうことだよ!!

きりやん

かかってこいよ

それは一瞬の 出来事だった

きりやん

ゔぁッ…

Nakamu

ゴホッッ…ゔッ…

相打ち…?

いや、違う

シャークん

なぁ〜に楽しそうな
ことしてんの?w

Nakamu

シャケ…!?

きりやん

お前か…ッ

シャークん

そ!俺だよw

Nakamu

クソ…が…!!!

シャークん

馬鹿だなぁ?ほんとにw

きりやん

お前…ふざけるなよ…?

シャークん

そのザマで言えたこたァ
ねぇよな?

シャークん

それとも何?正義の
力とやらで立ち上がる
つもりか?

Nakamu

クッ…

シャークん

無理に決まってんだろ?

シャークん

正義の力もクソもないんだよ
やられたらそこでおしまい

視界も暗くなる 段々と段々と…

シャークん

残念でした

最後に聞こえたのは 彼のその一言だった

????

正義の力とやらは
固定概念なのか?

????

いやぁ、それは
人によるのかな

????

そもそも正義には実力が
不可欠なんだよ

????

なんの取り柄もない人間が
革命を起こそうにも無理
がある

きんとき

…何が言いたい

????

さぁね

きんとき

お前は何がしたい?

????

…さぁね

????

昔…というかまた戻れたら
どうしたい?

きんとき

そりゃあ…ゲームしたり
なんなりしたいよ

????

へぇ

きんとき

なんだよその反応…
そもそもお前が
聞いてきたんだろ?

きんとき

それにこの結末はなんだ?

きんとき

俺はこんなの望んでない…

きんとき

お前だって…今存在
してるのも俺のおかげで
…違うか?

????

俺にそんなこと
言っていいの?

????

何が起こるか
わからないよ?

きんとき

…なんのつもりだ…

スマイル

スマイル

人々の悲鳴

シャークん

うるせぇなぁ?

俺は…俺はこんな…?

シャークん

…ハァ…

ひとつのボタンに手を伸ばす

辺りが渦に巻かれ 包み込まれた。

シャークん

よォ

きんとき

シャークん

なぁ〜…まーた拗ねてんの?

スマイル

おう

Broooock

ねぇ…どういうことなの?
教えてよ…

シャークん

?何がだよ

Broooock

今僕たちに起きてること

シャークん

うーん…

シャークん

やっぱ内緒

Broooock

僕は確かにあの時… 誰かに話しかけられた。

今では覚えてない

でもその暗闇が開けた後… こいつ(スマイル)がいた…

Broooock

…ここは…どこ…?

Broooock

え…ッ…

コッ…コッ…コッ…

革靴の音が 近づいてくる。

Broooock

…何!?誰!?

スマイル

やぁブルーク

Broooock

えっ…ス…スマイル…?

スマイル

そうだよ

Broooock

ここどこ!?ねぇ!!

スマイル

…ようこそ…

スーツに身を包む彼は 白い肌以外何も見えなかった

ただし手が見えなかったので ポケットに突っ込んでるであろうことは推測できた。

スマイル

…着いてこい

Broooock

…!!!まってよ!

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