帆稀
けい、さつ…?
半間
おー
稀咲君は死んじゃって半間君にはきっともう会えない
直に私も…
半間
なーにしけた面してんだよ♡
何とも思ってないみたいにニヤリと笑った
帆稀
…半間君にも会えなくなるの?
半間
いーや
半間
お前は今日から嫌って言うほど俺と顔合わすんだわ
必要なものだけ持て
そう言うと半間君は私に大きなフードのついたパーカーを渡した
帆稀
なにこれ
半間
お揃いだぜ?喜べ♡
帆稀
違くて…
言葉に詰まる私の頬を一撫でし、手首を掴んだ
帆稀
わ、ちょ、ここ2階!
半間
おー、捕まっとけよ〜
連れてこられたのは高層マンションの屋上だった
半間君は落ちるのさえ怖くないといった様子で危ない所に腰掛けた
帆稀
……落ちないでよね
半間
帆稀ってツンデレだよな〜♡
帆稀
は?
タバコをふかす闇にさらされた彼のシルエットをなぞると目があった
半間
言えよ
帆稀
え?
半間
お前、家に帰りてぇの?
ここで帰りたいと言えば会えなくなるような気がした
帆稀
…帰りたいって言ったら、半間君には会えなくなる?
半間
答えろよ
半間君之手からぽろりとタバコが滑り落ちた
帆稀
ちょ、下火事になっちゃうよ!?
半間
東京燃やしちまおうぜ♡
それで?と私の顔を覗き込む彼はもう答えを知っている
帆稀
………て
半間
聞こえね〜www
帆稀
私も連れてって!!
返事の代わりに彼は私の目の前て膝をついた
帆稀
なにして、
半間
よろしくなぁ?"おバカさん"♡
帆稀
はぁっ?!
半間
そんなキレんなって♡
半間
晴れてお前も犯罪者だなぁ?♡
帆稀
…いいよ、半間君に会えるなら
半間
…お前たまにデレるよななんなの?
そんな会話をしながらその日はホテルに泊まった






