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ストーリーとかその他諸々,めっちゃ惹き込まれます!!!書くの頑張ってください😚😚
初めて反応します…w 続き楽しみすぎますますます…(?
もふ
なんで…?
思い出せない、大切な人。
俺自身のことより大好きな、優しくて可愛いツンデレのあの人。
分かってる、分かってるはずなのに…
わからない。
こわい、コワイ、怖い。
目の前のメガネ君の記憶が少しずつ消えていくのがわかる。
名前?年齢?声?性格?
なんだっけ、なんだっけ、なんだっけ!
どぬく
どぬく
もふ
どぬく
どぬく
もふ
シヴァ
もふ
シヴァ
もふ
シヴァ
力の強いシヴァが、俺の腕を掴んで引っ張っていく。
『待って!』『離して!』なんて言葉は通じなくて、ただ引っ張られるだけ。
嫌だ、嫌だよ。
思い出したいんだ、彼のこと。
もふ
離れさせられ、部屋を出た時、彼の顔が歪んで泣きそうだったことだけ、脳裏に染み付いて離れなかった。
シヴァ
どぬく
シヴァ
どぬく
さっきから元気がない。
無理に引き剥がしたことが原因だろうが、感染させない為にも仕方ないことなのをわかって欲しかった。
垂れたしっぽ、折れた耳。赤く光る左目が潤み、全力で悲しいことを表している。
どうやら、もふを忘れたこと以外はいつものどぬくさんの様だ。
どぬく
どぬく
どぬく
シヴァ
シヴァ
どぬく
シヴァ
どぬく
耳も、しっぽも、声も全部、震えていた。
今にも泣きそうに、かつ苦しそうに、
どこか強い確信も見られる。
どぬく
どぬく
どぬく