ぬいぬい
皆様、どうもでございます!
ぬいぬい
今回は7話でございます!
ぬいぬい
前回桜くんは中学時代の同級生と最悪な再会をしましたね
ぬいぬい
今回は梶くんの目線からスタートします!
ぬいぬい
そして梶くんは桜くんの隠していたあることを知ることになりーー
ぬいぬい
って感じで始まります!
ぬいぬい
ではではレッツゴー!
梶蓮
(気になって色々と見てみたが…)
梶蓮
(情報通り怪我人はいない)
梶蓮
(大きな被害も今のところなさそうだな)
梶蓮
念のため桜に共用しておくか…
梶蓮
(スマホで電話をかける
梶蓮
…………
梶蓮
なんで出ねぇんだ…
梶蓮
(なんか嫌な予感がする…)
梶蓮
(桜…どこにいるんだよ…)
梶蓮
こっちの方か…
桜遥
やだ…やめてくれ…
桜遥
離せよ…
梶蓮
さく…
MOB(使い回し)
おら、抵抗するなよ!
MOB(使い回し)
いいじゃねぇか…俺のことまだ好きだろ?
桜遥
もう…お前なんか、好きじゃねぇよ!
MOB(使い回し)
俺だってあのときのことは後悔してるよ…
MOB(使い回し)
だからさ…やり直そうぜ…
MOB(使い回し)
そうしたらお前は好きなやつと一緒になれるんだぞ
桜遥
やだ…
桜遥
俺は…もうお前のこと好きじゃねぇんだよ!
MOB(使い回し)
ったく…優しくしてやってれば…
MOB(使い回し)
『Ω』はαの言いなりになってればいいんだよ!
MOB(使い回し)
Ωはそういう道具なんだから、抵抗するだけ無駄なんだよ!
梶蓮
おい…(低い声
MOB(使い回し)
あ?
MOB(使い回し)
関係ねぇやつはすっこんでろ!
梶蓮
(MOBを回し蹴りで倒す
桜遥
か、梶……
桜遥
(絶対に聞かれた…)
桜遥
(一番知られたくなかった相手に…)
桜遥
(自分で…覚悟決めてから聞いてほしかった…)
梶蓮
(桜の手を掴む
梶蓮
桜、ここを離れるぞ
桜遥
梶……
梶蓮
とりあえず俺の家に来い
桜遥
(梶の手…温かいな…安心する感じだ)
梶の家
梶蓮
適当に座ってていいから
梶蓮
なにか飲むか?
桜遥
………
梶蓮
コーヒーでいいか?
桜遥
…………コクッ
梶蓮
(当たり前だが…喋ろうとしない…)
コトッ(コーヒーをテーブルに置く
梶蓮
ほら、砂糖とミルク
梶蓮
使うなら使っていいから
桜遥
…………
梶蓮
(さっきから目も合わせてくれねぇ…)
桜遥
梶……ありがと
桜遥
アイツ…中学の頃の同級生なんだ…
桜遥
………
桜遥
梶…聞いちゃったよな?
梶蓮
何がだ?
桜遥
聞いただろ…俺とアイツの会話…
桜遥
俺さ…昔……
梶蓮
ギュッ(桜を優しく抱きしめる
梶蓮
俺は…何も聞いてないから…
梶蓮
桜も無理に話さなくていいから…
梶蓮
誰にだって知られたくないことは
梶蓮
1つや2つぐらいあるはずだから
桜遥
(間違いなく梶は聞いてたはずなのに)
桜遥
(俺のことを思って聞いてなかったなんて…)
桜遥
(梶は…なんでそこまで優しくしてくれるんだ…)
桜遥
(普通なら…離れていくはずなのに…)
桜遥
ふっ…グズッ…
桜遥
うっ…グズッ…(涙が流れる
梶蓮
(優しく桜の背中を撫でる
梶蓮
桜…今は泣きたいだけ泣け
梶蓮
ここには俺しかいない
梶蓮
大丈夫だ…俺はずっとここにいる
梶蓮
大丈夫…俺はなんも聞いてないから
桜遥
ふっ…うぅ…グズッ…
桜遥
(梶に泣きつく
梶蓮
(本当は全部聞いていた…)
梶蓮
(けれど桜はまだ話す気はないことはわかってる)
梶蓮
(だから桜の心の準備が整うまでは)
梶蓮
(今までの関係でいいんだ)
数時間後…
梶蓮
少しは落ち着いたか?
桜遥
悪かったな…泣いたりして
梶蓮
俺はそういうの羨ましいけどな…
桜遥
羨ましい?
梶蓮
弱さをさらけ出せる奴なんてそうそういない
梶蓮
そういう意味でもお前は強いんだな
桜遥
梶…今日のことだけど…
桜遥
絶対いつか話すから…もう少しだけ待っててくれる?
梶蓮
おう…焦らなくていいから
桜遥
うん…ありがとう
次回 聞いてほしい