すまない先生
ミスターブラック
ミスターバナナ
ミスターレッド
ミスターブルー
マネーは俯いていて、表情は伺えなかった
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
ミスターブラック
ブラックは僕の耳元で囁いた。
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
ミスターブラック
ミスターブラック
ゲームマスター
ブラックは巨大な何かに口を塞がれていた。
ゲームマスター
ゲームマスターが悪魔と呼んだそれは、2mぐらいの巨大な化け物だった。 ほとんど黒で、目だけが不気味に光っていた。
ブラックの口に当てられているその大きすぎる手は鋭い爪があった。
ミスターブラック
そしてブラックに視線を移すとブラックが目をぱちぱちさせていた。
僕は正直、ブラックが目が痒いとしか思いようがなかった。
すまない先生
僕は目の動きを覚えるように凝視した。
ぱち─ぱちぱち─ぱちぱちぱちぱち
ぱちぱち─ぱちぱち─ぱちぱち─
おかしいように聞こえるが、暗号だと確信した。
すまない先生
ブラックはこの動きを続けていた。
ゲームマスター
ゲームマスター
悪魔がどこかへブラックを連れ去った。
皆真っ青になっていた。 当たり前だ。あんなのを目の前で見てしまったのだ。
ゲームマスター
皆操られるように部屋に戻った。完全に放心状態だった。 疲れているのだろう。
ただ1人、ミスターマネーがいた。
僕も逃げるように部屋へ戻った。
すまない先生
ゲームマスター
すまない先生
ゲームマスター
すまない先生
すまない先生
急に涙が込み上げてきた
だが、泣いている場合ではない。早く決めないと
すまない先生
正直、襲われる生徒を、ドンピシャで当てれる自信がない。
だけどブラックが背中を押してくれたから、何としてでも当てないと。
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
人狼もこの中だったら厄介な存在を消すはず。
だけどそれを見越して騎士が人狼が狙うはずだった厄介な存在を守る。
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ゲームマスター
すまない先生
ゲームマスター
ゲームマスター
僕は急な眠気に襲われた。
すまない先生
すまない先生
気づけば朝の7時だった。
すまない先生
すまない先生
支度を早くすませ、部屋を飛び出した。
すまない先生
ましゅう
すまない先生
ましゅう
すまない先生
すまない先生
赤ちゃん以外全員揃っていた
すまない先生
僕は思わず、赤ちゃんは無事だと口走りそうになった
ミスターバナナ
すまない先生
部屋の前が荒らされていた
ミスターブルー
ミスター銀さん
ガラッ
ミスター赤ちゃん
ミスターブルー
ミスター銀さん
ミスターバナナ
ミスター赤ちゃん
僕は嬉しさのあまりにやけそうになった。
すまない先生
ミスター赤ちゃん
ミスターブルー
ミスター赤ちゃん
ミスターレッド
ミスター赤ちゃん
つられてどういたしましてと言いそうになる
すまない先生
ミスターバナナ
ミスターブルー
すまない先生
すまない先生
皆、力強く頷いた。
ミスターマネー
ミスター銀さん
ミスターマネー
ミスターバナナ
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスター銀さん
ミスター赤ちゃん
すまない先生
ミスター赤ちゃん
すまない先生
すまない先生
ミスターバナナ
すまない先生
ましゅう
すまない先生
ましゅう
すまない先生
すまない先生
〜19時〜
ゲームマスター
皆迷うこと無くカードを箱に入れていく。
すまない先生
ゲームマスター
ゲームマスター
昨日と同じようなセリフが繰り返される。
ゲームマスター
ミスターマネー
ミスターマネー
そう言い残してマネーは退場した。
ゲームマスター
僕達は安堵した。
コメント
3件
ブラックってどんなときでも冷静だよね…そこが憧れる!
ミスターブラックカッコ良かったです。
ミスターブラックかっこよすぎました‼️