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Amnecia

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Amnecia

8 - #8

♥

29

2022年12月27日

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ジョングク

ふぅ、

5限の必修科目の授業が終わり、どっと疲労感が押し寄せる。

ジョングク

(しばらく来ないと1から5限まではキツイな...)

やっと帰れる と、思ったのも束の間

友人

ジョングク!

ジョングク

っわ、

ジョングク

あぁ、君か…

急に肩に手を置かれて振り返ると、

いつも合コンに誘ってくる、例の友人が立っていた。

ジョングク

何か用?

友人

久しぶりなのに素っ気無いなー?

むすっと口を尖らせる

別に仲良くした覚えもないのに、妙に距離が近く、馴れ馴れしい

それに、人のパーソナルスペースにずかずかと土足で入り込んでくるような性格が、僕はあまり得意ではないのだ

友人

ずっと休んでたけど、何かあったのか?

ジョングク

ん、いや別に。

友人

えぇ?何も無いようには見えないけどな?

友人

風邪?それとも、、もしかして失恋か?!

ジョングク

...何でもないよ。

友人

へぇ~?ふぅ~ん?😏

なにかを察したかのような含み笑い。

多分勝手に勘違いしてるし、何よりその表情がうざったい。

ジョングク

(...まだ、失恋なんかじゃないし)

ジョングク

(ってか、こんな風になった元をたどれば)

ジョングク

(いっつも懲りずに誘ってくるこいつのせいでもあるじゃん)

そう思うと少し腹が立ってくる。

さっさとこの場を切り抜けて帰ろうとすると、

友人

そんなジョングクに朗報ー!

友人

今度またいつもの店でさぁ────

ジョングク

(やっぱまた...)

ジョングク

(よく飽きないな)

ジョングク

...あのさ、悪いんだけど俺、もうそういうのには行かないから。

友人

は?!なんで?!

ジョングク

なんでも。

ジョングク

他の奴に頼みなよ。

友人

えぇぇ~つれねぇな~

友人

お願いだよジョングク~、、

ジョングク

変わりはいくらでもいるでしょ?

友人

いやぁ、

友人

ジョングクほどのイケメンで来てくれる奴なんていねーんだわㅋㅋ

友人

お前が居ないと女子の集まりがさぁ~、、、

友人

お前がいるって言うとどんな美女でも来てくれるんだぜ?

友人

ジョングクさまさまって感じだわほんとㅋㅋㅋ

友人

羨ましい限りだけどよㅋ

…どうやら僕は女子を釣るための餌だったようだ。

数合わせですらなかったらしい。

ジョングク

(そんなもんか…)

ジョングク

(心のどっかでは分かってたけど)

ジョングク

(直接言葉にされると、なんか、な…)

もとから人見知りがちで、サークルにも所属していない僕には、

友達などいなかった。

だからこの苦手な同級生の誘いすら断れなかったのかもしれない、と今になって気付く。

ジョングク

(…合コン関係でしか話しかけてこない時点で友人未満か。)

ジョングク

(こんなののせいで、ヒョンを苦しませて、)

ジョングク

(馬鹿馬鹿し…)

友人なんかいなくたって、僕にはヒョンが居ればそれで良かったのに

ジョングク

(なんでもっと早く気付けなかったんだろう)

はぁ、とひとつ大きなため息をついて、男に背を向ける。

ジョングク

それじゃあ。

友人

ちょっ、待てよ

友人

来てくれるだけでいいんだって

友人

居るだけでいいからさ。

友人

なんなら金払うよ、

友人

な?

ジョングク

……

ジョングク

ごめん、無理だから。諦めてよ

友人

はぁ?

友人

…んだよ

きっぱり断って歩き出すと、それ以上は深追いしてこなかった。

チッと、舌打ちが聞こえたけど。

ジョングク

はぁぁぁ~…

ジョングク

いろいろ疲れた…

ジョングク

(でもなんか、スッキリした)

ジョングク

(次会った時気まずいけど、もう近付いてこないだろうし)

ジョングク

(…最初から、こうしとけば…)

後悔してももう遅いのは分かっているけど、せざるを得ない。

ジョングク

(僕ってほんと駄目だなぁ…)

重い足を動かしながら、無意識にヒョンのもとへ向かっていた。

ジョングク

あ、

ジョングク

(そうだ、今日いないんだ)

ジョングク

(テヒョンさんと一緒に病院行くって言ってたっけ)

ジョングク

はぁ...

さらに気分が下がる。

渋々、方向を変えて、待つ人もいない家に向かう。

ジョングク

(...まあ、毎日行ってもウザいかもだし)

ジョングク

(ヒョンの好きなお菓子でも買ってくか。)

ジョングク

(明日持ってこ)

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コメント

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続き見たいです!!

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