その後大先生と雑談していると、 シャオロン先生がやってくる
sha
…お、ゾム〜、大先生、久々やね
ut
どしたん?
sha
いやぁ、ね?
zm
…久々やね。シャオロン先生。
sha
あ、そーや。
sha
ゾムは知らんと思うんやけどね。
sha
グルッペンって言う奴がおるんよ
zm
…ぐるっぺん、
夢の中で、そういう名前のやつがいた気がする。
sha
そいつと俺で話し合って決めたんやけど
sha
…みんなでシェアハウスせぇへんか?
ut
…まぁじ?
zm
しぇあ、…はうす?
シェアハウス?… 俺が?まじで?
ut
…いいんじゃないかなぁ。
zm
…誰と?
sha
それは会ってからのお楽しみや。
sha
あ、ゾム。この階に居る男の子も一緒におれるし、大先生も俺も居るから大丈夫やで。
ut
それいつからなん?
sha
今日
ut
今日!!!?
zm
…今日?
ut
退院のやつとか、取れてへんけど
sha
まぁ、それは一時的なもんやわ。
ut
ならええわ…そんじゃ、一時的に退院するやつならすぐに出せると思うから今から行ってくるわ。あ、ゾムさんの荷物とかまとめといてくれへん?シャオちゃん
sha
ん、りょーかい。
大先生は俺の外出許可取ってくるわとだけ言ってそのまま歩いていった。 シャオロン先生と2人きりで一緒に 荷物をまとめる。
sha
ゾムの気持ちも聞かないで急にシェアハウスなんてごめんな。
zm
…んーん、別にええよ。
sha
…優しいなぁ。ほんま、…
sha
…シェアハウスのおうちはとんとんと大先生が暮らしとるあそこやから。
zm
…おん。
sha
…なぁ、ぞむ。
sha
ちょっとお話しよっか。
zm
…なんの?
sha
…俺な、…ずーっと友達と一緒に話して笑ってられるあの空間が…大好きやねん
zm
…?
何の話をしてるんだ?と疑問に思うがシャオロン先生はそのまま続ける
sha
…お前を俺らは1人にすることはないよ。
zm
…何言うて…、
ut
…流石にシャオちゃんそれ以上は辞めようね。
いつの間にか居た大先生は、 何のことか分からないシャオロン先生の話を止めて話し出す
sha
…はーい。
ut
…そんじゃ、ぞむさん、
zm
…ん?
ut
シェアハウスのおうち行こうか。
zm
うん。
ut
僕らの仲間に会いにね。