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あの光景を見てから学校に行くのが少し憂鬱になった。
また蓮くんが他の女の子とイチャイチャしててもまた辛くなるだけだし
目黒蓮
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
〇〇
私がこんな気持ちだとは知らずに話しかけてくる彼はとてもずるいと思う。
そんなことされたらまた期待しちゃうだけなのに。
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
そう言って微笑む彼にまたわたしの心臓が鳴った。
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
周りの女の子からの視線が冷たい。
そっか、蓮くんは人気者だったんだ。
蓮くんと話していると楽しくてつい忘れてしまうけど
蓮くんのことが好きな女の子だって沢山いる。
本当は地味な私なんかが蓮くんの隣に居ちゃダメなんだ
ちょっと距離を置いた方がいいのかな
そんな考えが頭の中に過った。
先生
駄目だ。
やっぱり私の頭の中は蓮くんのこと。
授業に集中できるわけがない。
チャイムの音が鳴る。
授業が終わりだという合図だ。
気持ちを整理したかった
〇〇
そう思った途端、私は誰かに腕を掴まれた
〇〇
目黒蓮
目黒蓮
〇〇
私は彼に手を引かれて歩き出した
それはまるで手を繋いでいるようでドキドキが止まらない。
この音が蓮くんに聞こえていませんように
そっとそう願った。
連れてこられたのは図書室。
ここで何をするの?
…話ってなんだろう
その2つがずっと私の中で引っかかっていた。
〇〇
目黒蓮
〇〇
小声で会話をするのは
何だか秘密の会話みたいで、少し特別な気分になった。
椅子に座ると、蓮くんは胸ポケットから小さな紙切れを取り出した
そしてペンで何かを書いているよう。
目黒蓮
そう言われて蓮くんが渡してくれた紙に目を落とす。
そこには"俺の事、好き?"と書かれている
…え?
理解が追いつかない。
もしかして私の気持ち見透かされてる?
動揺して訳が分からなくなる。
とりあえず、安全な策を…
そうだ、"嫌いじゃないよ"と書けば。
そして私は紙切れに"嫌いじゃないよ"と書き込んだ。
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
目黒蓮
周りの女の子から見られていることを気にしてたからだよ
なんて言えるはずもなく。
〇〇
〇〇
少し嘘をついた
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
〇〇
〇〇
目黒蓮
目黒蓮
耳を疑った。
あんなに人気な蓮くんが私のことが好き?
信じられないけど、信じたかった
〇〇
目黒蓮
〇〇
一気に身体中の体温が上がった気がした。
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
〇〇
目黒蓮
彼は周りの人達に少し頭を下げてから私の手を取り教室まで戻った。
授業が始まってから、私たちは周りの人にバレないように手を繋いだりしていた。
心臓のドキドキが止まらなくて、好きが溢れて。
でも蓮くん、他の女の子とも同じことしてたよね
手繋いで楽しそうにはしゃいでた。
…見間違いかな。
うん、きっとそうだ。
蓮くんがそんなことするはずないし。
そう思い、深く考えないことにした。