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新居は実家に似た造りになっていた
アイラ・シュヴァルツ
アイラ・シュヴァルツ
アイラ・シュヴァルツ
杖を振って腕に傷を付ける
すると何処からともなく蝶達が集まって来た
私の毒蝶は固有魔法であり魔物だ
主人の血を飲み従う
オーター
オーター
アイラ・シュヴァルツ
アイラ・シュヴァルツ
アイラ・シュヴァルツ
家族以外に毒蝶の食事を見せたのは初めてだ
入口に立つ彼を横目に見ると此方をうっとり見入っていた
食事を終えた蝶が消えたのを見ると正気に戻った様に歩み寄って来た
オーター
アイラ・シュヴァルツ
アイラ・シュヴァルツ
オーター
オーター
オーター様は私より7歳も年上の人なのに
頬を染めて魔法を使わず手当する姿が愛らしい
シュヴァルツ家は超名門の一族
その為命を奪おうと目論む輩は多く居る
カルド
オーター
オーター
カルド
カルド
オーター・マドルの本業は掃除屋
彼が裏で使っているバーで情報屋と会っていた
情報屋のカルド・ゲヘナから渡された封筒を見ると
そこにはアイラを狙う輩の情報がみっちり記されていた
オーター
カルド
オーター
カルド
カルド
実はオーターはアイラに一目惚れしていた
シュヴァルツ家の当主に自分の価値を売ったのだ
今迄のオーターなら絶対に有り得ない行動だろう
余計な詮索はするなとカルドに釘を刺しバーを後にした