こんなんじゃダメだ

ﾋﾟﾋﾟｰｯ！

インハイ予選。烏野は青城に負けてしまった。

家に帰って来た俺はご飯も食べずに寝てしまった。

烏野｢いらない！｣

悪夢を見た。みんなはそんなこと言わないはず。

でも、皆、影ではそう言ってるかもしれない。

そんなことを考えると学校に行きたくなくなってくる。

同じ夢を見る度に俺の心はグチャグチャになっていく。

俺の机の上にあるカッターを取り出した。

ｶﾁｶﾁｶﾁ

ｼｭｯ

痛い。でも気持ちいい。

俺は無意識にカッターで腕を切った。

腕にはたくさんの切り傷が出来てしまった。

俺はもう辞めれない。気持ちいいのを辞めれなくなった。

俺は次の日もその次の日も学校を休んだ。

学校に行こうとすると体が拒否して震えてしまう。

ｺﾝｺﾝ

日向は青城に負けた後、学校に来なくなった。

流石におかしいと思ったの俺は日向ん家に押しかけた。

と、日向のお母さんが階段を登っていった。

ちょっとすると降りてきた。

なんでこんな所に影山が、ｯ。

部活に心配は掛けたくない。

と、今日もカッターで腕を切る。