噂の花屋 初めて見た人用のあらすじ
少女:由羅美玖(ゆらみく)は高校生。 ある日、噂になっていた花屋に足を運ぶと青年:颯(はやて)に出会う
美玖は颯に選んでもらった花の花言葉を伝って颯に警戒心を抱く。
一方、美玖のクラスメイトの少年:素良(そら)は颯に脅しを受ける。
そしてある日見た夢。素良の前世の記憶。そこには前世の颯がいた。
前世の颯と美玖。美亜は夫婦だった。
それを知った素良は深夜に花屋に行くとそこには颯と、ほぼ同着で来た美玖の姿。
美玖の姿の美亜は美玖と美亜の中での真実を2人に話す。
話終えると素良がいきなり立ち上がり話し出す。
そして美玖は美亜に忠告を受ける。
花言葉で伝わる想いが交わり、三角関係に。
由羅美玖(美亜)
朝からため息を着く。
昨日色々ありすぎて疲れたのに今日は学校だからだ。気が重い。
素良くんと颯さんには私と美亜さんの入れ替わりのことを話した。
そして、また美亜さんに真実を話された。
由羅美玖(美亜)
分からない。けれど私の意思が弱ければ美亜さんが私になる。
つまり私と美亜さんが本気で入れ替わってもう戻れなくなるのだ。
由羅美玖(美亜)
美亜さんは私自身に聞いてって言ってた。私はどうしたいのか。私は私でいたいのか。どうなのか。
実際、特に何事もないと思う。美亜さんと私は2人でひとつ。つまり意識を共有していることになる。
ならば普段の暮らしには支障はないだろう。美亜さんだし。
美亜さんが私になったら美亜さんはまた颯さんと結ばれることが出来る。
それはすごくいいことかもしれない。でも、
由羅美玖(美亜)
形だけ残って魂はポイ。まぁ私の抜け殻には美亜さんの魂が入るらしいけれど。
由羅美玖(美亜)
よく分からない
本当によく分からない
私は去年まで普通の学生だったはずだ。なのにどうしてこんなことに。
前世のこと、未来のこと。ファンタジーの世界に入ってしまった。
花屋に行かなければ良かったのだろうか。好奇心に負けずに耐えればよかったのだろうか。
考えれば考えるほど後悔してしまう
由羅美玖(美亜)
意気込んで制服に腕を通した。
素良くんに話してみよう。色んなことを。素良くんもわかってくれるはず。
由羅美玖(美亜)
これがまた、なかなか面倒なことになってるんだなぁ。
素良
由羅美玖(美亜)
数時間ぶりだ。元気そうでよかった。血行も良い。
素良
由羅美玖(美亜)
「さっき」そうさっき告白されたのだ。素良くんに。
まぁ、何となく察しは着いていた。よく見てくるし着いてくるし。
けれど言葉に出されると面をくらってしまう。
素良
由羅美玖(美亜)
素良
素良
素良
由羅美玖(美亜)
素良
由羅美玖(美亜)
素良
由羅美玖(美亜)
素良
由羅美玖(美亜)
これは説明になかなか困難だぞ。
一息ついて話し始める。
素良
由羅美玖(美亜)
素良
放課後、あの花屋に向かうために私と素良くんは一緒に歩いていた。
素良くんには詳しく説明して、なんとか理解してもらった。
素良
由羅美玖(美亜)
素良
由羅美玖(美亜)
与えられた試練を淡々と乗り越えていく。それだけだった。
だから将来の夢も進学したい学校もない。
だから自分の意思がない。
素良
由羅美玖(美亜)
素良
由羅美玖(美亜)
そうしていると花屋に着く。まだ「CLOSE」の看板がかかっていた。
のにも関わらず素良くんはどんどんとシャッターを叩く。
素良
由羅美玖(美亜)
いきなり叩き始めるという非常識な行いに私は飛び上がった。
颯
由羅美玖(美亜)
素良
颯
素良
颯
つい数時間前にもこんな感じの光景を見たなぁと思い出す。
颯
由羅美玖(美亜)
素良
颯
そういうと颯さんはスタスタと歩いていった。
由羅美玖(美亜)
素良
颯
素良
颯
由羅美玖(美亜)
素良
颯
素良
そういえばと思い出す。あの恐怖を。
いつだったか行った時に店長さんが変わっていた。最初は颯さんが殺したのかと思ったのだけれど今は違うと確信がある。
颯
由羅美玖(美亜)
ほっとする
素良
颯
由羅美玖(美亜)
なぜファミレスなのだろうか…
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