君の世界の中の僕

さっき青ちゃんが黄ちゃんを泣かせた。

青ちゃんは分かってないみたいだけど…

俺にはすぐわかった。

桃くんもそうみたい。

で、

って言うから

って言って

桃くんについてきたんだけど…

気まずい…

話振らなきゃ!

って思って出た言葉が、

振る話間違えた…

そんな真っ赤で言われたら気になるじゃん!!

『桃くんだよ』なんて

え?

今赤から

って聞こえたんですけど…

夢?

いや…まて。

まずはちゃんと聞こう。

ヒントっていわれても…

相手は桃くんだからなぁ〜

いや…

『さっきの』?

赤の頭に?がついてる…

きっと声に出してないと思ってるんだろうな…

黄と青の世界は

これから壊れていく…

俺たちの幸せとは反対に。

ただ1つの願いが叶うなら…

俺たちは

『もう一度やり直したい』

そういうのかもしれない…

でもわかってる。

過去が変えられないことくらい…

だから…

俺は黄ちゃんに

俺は青に

何ができたのだろう?

そう考える…

答えは見つからないのに…

桃くんのことが好き。

赤のことが好き。

俺たちはそれと同じくらい

親友として『大好き』なんだ。

紫くんも

橙（くん）も

桃くんも

赤も

黄（ちゃん）も

青（ちゃん）も

過去は変えられない。

それに…

未来もわからない。

この先の未来は…

俺たちには予想もできなかった…

『最悪』の未来

俺はそう想うけど…

黄ちゃんには…?

青には…?

どんな未来なんだろう…。