ついにワイテルズと面会を果たす時が来た。 蜘蛛岡はホムラに任せると言っており、彼らを信用しているようだった。
ホムラ
Nakamu
きんとき
ホムラ
ごく自然な会話をし流れ、筆談で重点を伝えていく。
この会話は録音されているから、大事なことはこれで伝えてくれ。
ワイテルズのふたりは少し頷き、サラサラと計画を書き込んでいく。
まず、脱出は今日この後を予定しています。 ほか4人が気を逸らしてる間に裏口等使って逃げたいです。 裏道知ってますか?
知ってる。 だが4人だけで大丈夫か?
Nakamu
ホムラ
きんとき
ホムラ
ホムラとワイテルズの2人はオフィスに行き、今いるメンバーに挨拶をした。
意外とみんな疑いもなく2人を歓迎しているようだった。
トントン
Nakamu
ホムラ
きんとき
コネシマ
Nakamu
トントン
大先生
状況を知っている鬱は周りに話を合わせている。 ホムラはさっきの計画で決めた合図を待っている。
ホムラ
ホムラ
トントン
トントンが説明を始めた時、爆発音がした。 遠くでの爆発だが、この部屋も少し揺れるくらいの威力があった。
コネシマ
トントン
大先生
大先生は不安そうな顔をしながらふたりと走っていってしまった。
ホムラ
ホムラ
そう言ってホムラは窓を開け始めた。
Nakamu
ホムラ
きんとき
3人は隠し扉に入って、通路を伝った。
3人が出たのはどこかの倉庫だった。 随分人が来ていなかったのか、ホコリが溜まっている。
ホムラ
ホムラはダンボールをひっくりかえして色々な服を2人に渡した。
ホムラ
Nakamu
ホムラ
ホムラ
きんとき
きんとき
Nakamu
ホムラ
Nakamu
ホムラ
きんとき
外は大騒ぎだった。 隊員たちが爆発によって少しパニックになっている。
ホムラ
Nakamu
ホムラ
大先生
ホムラ
大先生
ホムラ
大先生
ホムラ
ホムラ
Nakamu
爆発に乗じて逃げる算段はシャオロンにも伝えてある。 ただ、ここまでシャオロンの姿を見ていないとなると、どこかで手こずっているのかもしれない。
シャオロンがいた部屋の近くまで行くと、そこにはひとらんらんが立っていた。 何年かぶりに見る姿は何も変わっていない。
が、その手に持つ刀はシャオロンに向けられている。
ホムラ
ひとらんらん
ホムラ
ひとらんらん
こっちに向き直ってきたひとらんらんは振りかぶって突進してきた。
ホムラ
なんとか避けながらシャオロンに近づいた。
シャオロン
ホムラ
シャオロン
ホムラ
ひとらんらん
ホムラ
シャオロンの手を引いてひとらんらんの脇をすり抜ける。 もちろんひとらんらんは追いかけてくる。 2人はギリギリで逃げているが、少し速度を落とせば斬られてしまいそうだった。
ホムラ
シャオロン
ホムラ
シャオロン
ホムラ
シャオロンを見ると、頭から血が出ていた。 何とか走っているが、顔は青ざめている。
シャオロン
ホムラ
シャオロン
シャオロンに背中を蹴られて前につんのめる。 ひとらんらんはシャオロンを拘束した。 が、シャオロンもひとらんらんをがっちり掴んで離さなかった。
シャオロン
シャオロンはニッカリ笑った。 ひとらんらんは悔しそうにホムラを見ていた。
ホムラ
ひとらんらん
シャオロン
シャオロン
ひとらんらん
外に出ることが出来たホムラは、素早く車に乗り込んだ。
ホムラ
大先生
ホムラ
Nakamu
ホムラ
きんとき
ワイテルズのメンバーと大先生、ホムラを乗せた車は、颯爽と街の中を走っていった。
作者
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作者
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コメント
2件
嬉しすぎる…! いつもコメントありがとうございます😭
毎回楽しみにしてまってます!! 次回も楽しみです! 頑張ってください!!!!!!