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佐川 夢々
いつもは1時間ほどある私の部活。 それが先生の都合で30分になり、思いの外すぐに終わった。
自語りするけど、私の名前は佐川夢々(さかわゆゆ)。 学校に一人以上は必ずいる、黒髪ショートのコミ障の学生だ。 友達なんて居ない、好かれても嫌われてもいない(多分)。 ただの平凡な高校1年生だ。
佐川 夢々
佐川 夢々
私の両親は海外で共働きしてて、私は一人で実家に暮らしている。 だから食べ物は自分で補ってる。うん、私偉い(ry と言ってもコンビニとかスーパーの作られた弁当とかだけど✰︎
✰︎しばらくして✰︎
食べ物を買い終わって、コンビニから出る。
佐川 夢々
佐川 夢々
私はコンビニの裏口を通って、小さい神社の中に入った。
私はコンビニの裏口を回って、その奥にある小さな神社に入る。 最近見つけたものなんだけど、この神社の池の辺りに いつも猫ちゃん達がいる、しかも私に懐いてる猫……!!
佐川 夢々
私は池の近くでその場に座って縮まって、 木陰の猫ちゃんを手招きする。
猫
佐川 夢々
佐川 夢々
紙パックの上部分を手で何とか開けて、 カバンに入れていた安易型の小さいハサミで牛乳の上の 水面ギリギリの所まで切って、ねこてゃんに差し出す。 猫ちゃんは牛乳を舐める。
佐川 夢々
あまりの可愛さにオタクのような語彙力で猫のあごを撫でる。
佐川 夢々
私は猫を持ち上げて、お腹に顔を近づける……すると───
佐川 夢々
小さい虫が私の顔に近づいてきて───
佐川 夢々
地面の土に滑って、池の方向によろけ、そのまま────