TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

鬼ごっこ

一覧ページ

「鬼ごっこ」のメインビジュアル

鬼ごっこ

2 - 鬼ごっこ第2話  ~毒のような現実~

♥

49

2020年02月24日

シェアするシェアする
報告する

トットットッ  ギィィィィ

雪菜

もぉ!遅いよー!オレンジジュース用意するのどれだけ時間掛かってんの!

アハハっごめんごめん!ちょっとやらかしちゃって!

雪菜

やらかしたって何がー?

うわ!こいつめっちゃ疑ってる!

いやー!ジュース出すとき一緒に牛乳も出ちゃってこぼしたのぉ!

雪菜

なぁんだそんなことか

えはははは

雪菜

じゃあこのオレンジジュースいただくね!

どーぞー!私もなんか持ってくるわ!暇だし

雪菜

笑笑 じゃあね!

うん!


にひひひやっぱり楽しいねぇ!ドッキリわ!

あ!

雪菜

律?どうしたの?

ねぇ雪菜!あんたって薬アレルギーってのあったっけ?

雪菜

あ、うん、薬を飲むと、痙攣してしばらくの間目を覚まさなくなっちゃうよそれがどうした?

あ……………………………………

そんなことを言ってるうちに雪菜は眠り薬入りのオレンジジュースを飲んでいた。

眠り薬入りの…………………………

雪菜

ぁあっ!

雪菜!雪菜!いやいや!

そうだった……雪菜は薬アレルギー

薬アレルギーとは薬を飲むと痙攣を起こしたり、ひどい頭痛がおこったりするもの。少しのりょうならば死亡まではいかないが、下手したら死んでしまう。そんな重大なことを忘れ、少しの量だが、入れてしまった。最低な女だ……

雪菜は痙攣を起こしてしばらく叫んでいた。

そんな様子を見ている私も、ただ雪菜の名を呼ぶことしか出来なかった。

雪菜!雪菜!嘘!嘘!

イヤーーーーーーー雪菜ーーーー!

第2話  完

この作品はいかがでしたか?

49

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚