月影零
月影零
おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
月影零
月影零
月影零
ゴーーー!
カラ松
突然だが俺は今、火炙りにされている。
なぜって?
チビ太が愛を確かめるだの兄弟にわからせてやるだの、
言って行動した結果がこれだ。
カラ松
ガラガラッ
カラ松
カラ松
カラ松
チビ太
ブンッ
カラ松
カラ松
ガンッ
カラ松
カラ松
バキッ
カラ松
カラ松
グシャッ
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
チビ太
チビ太
チビ太
パキッ...
カラ松
気づくと、真っ白な空間だった。
寝ぼけがとれてきてやっと、病院だと気付いた。
起きあがると、体に痛みが走った。
カラ松
隣にナースコールらしき物があったため、それを押した。
そしたら電話が繋がった。
???
???
カラ松
しばらく待っていると、看護師がやって来た。
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
カラ松
看護師
カラ松
看護師
看護師
カラ松
看護師
カラ松
看護師
カラ松
カラ松
看護師
看護師
看護師
カラ松
看護師
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
月影零
カラ松
ガッ
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
カラ松
「はははっ!」「もーちょっと十四松兄さん!」
カラ松
十四松達の声が聞こえて、
おれは走って聞こえた方に向かった。
そしたら、
おそ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
カラ松
正直、
見つけなければよかったと思った。
俺が間違っていたのだ。
愛されていると思っていたのは、
ちゃんと謝ってくれると思っていたのは、
ただの自分の思い込みだったのだと。
梨以下の俺など、皆が探すはずないと。
自分がいなくても、 六つごはなりたつと。
カラ松
カラ松
カラ松
そして彼はこう叫んだ。
扱いが全然ちがああああうっっっ!
『愛されたい』
パリンッ
子供の頃からずっと思っていたことがある。
自他ともに認めるこの
頭が 『カラっぽ』
というのは、どう言うことなのだろうと。
中学生になってから、それは、
頭も体も『カラっぽ』なら、どうして生きているのか
に変わった。
そして大人になると、
たまに、心の奥でなにかがパキッっと割れるおとがするようになった。
これまで何回もその音を聞いてきた。
いつかこのおとが出ているところは、 割れるんだろうと聞くたびに思いながら、
過ごしてきた。
もう壊れる寸前だとも言うことにも気づかずに...