TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺様王子の好きな人

一覧ページ

「俺様王子の好きな人」のメインビジュアル

俺様王子の好きな人

2 - 俺様王子の好きな人 ②

♥

330

2019年05月02日

シェアするシェアする
報告する

森川

か、奏汰様まさか…っ?!

森川が驚いてこちらを見る.

奏汰

なるべく急いで家に戻れ

奏汰

濡れてるし冷えてる

森川

猫をお求めでしたら

森川

そんな捨て猫ではなく…っ

奏汰

いいから

俺のぴしゃりとした言い方に、

申し訳ございません、と

車は静かに動き出した.

奏汰

……もか…

どしゃぶりな外を眺めながら

ぽつりと呟く.

茶色がかかった柔らかな髪と、

勝ち気にちょっとつった

大きな瞳が…

奏汰

お前に似てる

膝の上で丸くなっている子猫を

優しくなでる.

奏汰

……森川、

奏汰

俺学校行く

運転席にむかってそう言うと

森川はほっとしたように

溜め息をついた.

森川

やっと行かれるご気分に

森川

なられましたか!

森川

それはお父様も

森川

たいそう喜びに…

奏汰

そっちじゃねーよ

森川

……え?

俺は子猫に

そっと視線を戻した.

奏汰

もかの学校

思わずふっと笑みがこぼれる.

奏汰

こいつを拾ったのも

奏汰

もかを家に呼ぶ口実つくるため

森川

はぁ………?

森川はよく分からないといった

声を出すが、

俺の口元は緩んでいた.

久々に楽しいことが

待っているような気がする.

奏汰

そうだ

奏汰

育てるなら

奏汰

もうこいつって

奏汰

呼ぶわけにはいかねーな…

猫の頭をなでる.

桜の季節、

桜の木の下にいたお前の名前は…

奏汰

よろしくな、さくら

❤️きたら続き出します!!🙌 読んでくれて ありがとです!!😭 ぜひ他のも 見てみてください!!😊

loading

この作品はいかがでしたか?

330

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚