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揺らりと船の軋む音がする
サンジ
ん……？
気付けば夜になっていた
潮風の匂いがする
サンジ
あ、もう海に着いたんだな……ってか夜になっちまってる……
サンジ
(あっ、そうだネックレスは……)
バレてはいないようだった
サンジ
(フゥ……)
サンジ
(あっ、ゾロは……)
ゾロはすやすやと眠っている
サンジ
(どうすっかな……)
サンジ
(俺晩飯の用意しなくちゃなんねェし……)
サンジ
(寝室に運ぶか)
サンジ
(誰も…見てないよな？)
サンジ
(この運び方…たしかお姫様抱っこだっけ…)
サンジ
(バレたらマズイ……)
誰も見ていない事を確認出来た俺は 急いで運ぶ事にした
サンジ
フゥ……何とかボンクまで運べて良かったぜ……
そして俺はキッチンまで足を運ぶ
サンジ
(そう言えば騒がしい奴らの声が聞こえねぇな……)
ロビン
……あら、おはようコックさん良く寝れたかしら？
サンジ
はいお陰で
サンジ
そう言えばルフィ達は？
ロビン
えーと……あの子達なら疲れ果ててそこで寝ているわよ？
サンジ
あ、本当だ
ロビン
航海士さんは部屋にいるわ
サンジ
へぇ、あれ？食事はどうしたの？
ロビン
それなら大丈夫よ私達で作ったから
サンジ
そっか……なら良かった
ロビン
私もそろそろ寝るわね
サンジ
分かったおやすみロビンちゃん
ロビン
おやすみなさい
ロビン
あ、そう言えば明日も休んでてもいいのよ？
サンジ
え、でも皆に悪いよ……
ロビン
良いのよ、任せて
サンジ
……ありがとう任せるよ
ロビン
えぇ、それじゃあね
サンジ
じゃあね……
サンジ
(……コイツらはココに寝かせておくか)
サンジ
(俺も寝るかな……)
と言って 男部屋に向かう
サンジ
(寝てんな)
サンジ
(ん？え？)
シャツの下に光っている物を取って見る
サンジ
(なんだ……これ光ってんのか？)
サンジ
(まさか……)
そう言ってゾロのネックレスを首から取らず見る
サンジ
(発光してやがる……)
サンジ
(何でだ？)
サンジ
(考えてても分かんねぇな……寝るか)
翌日
サンジ
ふわぁーあ……
サンジ
もう朝か……
サンジ
そう言えばゾロは……
ゾロ
がァー……
サンジ
いやまだ寝てるのかよ
サンジ
あ、あれ？
サンジ
お、おい起きろ
ゾロ
……んあ？どうしたんだ？
サンジ
ネックレス何処やった？
ゾロ
え？
ゾロ
…………
サンジ
…………
サンジ&ゾロ
えぇぇええええぇぇえええ！？
To Be Continued……
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