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目の前に倒れている水を見て 、 俺は自分の口角が上がっていくのを感じた 。
桃
水
正直殴るつもりはなかったけど 、 まぁ仕方ない 。
睡眠薬が効くのが遅か っ たようだ 。
… 水が 、 睡眠薬に気付いて 「 舌がぴりぴりする 」 なんて言い出したときは少し焦ったけれど 。
結果的に水は手に入ったのだからまぁいいだろう 。
桃
俺は 、 意識を手放して聞こえていないであろう水の額に口付けを施す 。
そして 、 水を抱き上げて 、 階段を降りていく 。
桃
地下牢にあるベッドに水を寝かせる 。
すやすやと眠る水がまるで眠り姫みたいで愛おしい 。
桃
水の寝顔を堪能し終わると 、 俺は予め用意していた手錠を水の手足首にかける 。
桃
水
水の瞼がぴくりと動く 。
桃
声を掛けてみたけれど 、 目を覚まさない 。
桃
そんな独り言を呟いて 、 俺はリビングへ向かった 。
ふぉろわ ~ 様 20 人突破有難う御座います ☝🏻🎀