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あの日僕とお母さんは
買い物をしに外に出ていた
奏(カナデ)
mother
奏(カナデ)
その時僕は橋の下に小さな男の子が座ってるのを見た
僕と同じくらいだった
僕はすぐに母親に言った
奏(カナデ)
奏(カナデ)
mother
母は子供の何かだと思ったのか僕の言葉を信じてくれなかった
だが僕は信じて欲しかったのか
母に訴え続けた
奏(カナデ)
奏(カナデ)
mother
mother
mother
mother
奏(カナデ)
そして僕達は橋の下へ降りていった
いい背景ねぇ、
mother
ひなた
mother
奏(カナデ)
ひなた
奏(カナデ)
奏(カナデ)
ひなた
奏(カナデ)
mother
ひなた
奏(カナデ)
僕はちょっと乱暴に
ひなたの腕を引っ張って
手を握り一緒に家へ帰った
僕とひなたの出会いはこんなのだったか、
それから数年
ひなたはあの日のことを覚えていなかった
この家の本当の子だと思っていた
僕はそのことに対して
違和感を覚えた
それからだったかな、
僕と、ひなたが
あまり話さなくなったのは、
猫をかぶるようになったのは、
ごめんな、
ひなた