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一話から一気にここまで読みました。続きが気になります
この前の続きです…?
※閲覧注意
※一部見る人によっては不快と感じることもあります。
6年前…
お母さん
お父さん
お父さん
お父さん
小学4年生の頃、
お父さんの会社が破産して
貧乏になった。
お父さんは仕事を探し続けているが
だんだんとやる気が消え、
優しかった父の姿は
もうなくなっていた。
私と風は小さかったこともあり
忙しいお母さんとお父さんに遊んでほしい一方だった。
そんなある日の事だった。
お母さん
お母さん
お母さん
お母さんは優しかった。
お父さんの事をずっと気にしていた。
お父さんは働かず、ずっと家でのんびりしているのに
お母さんは休みもとらず仕事を頑張っていた。
お父さんに文句を言われようが、何をしようが
お母さんは文句ひとつ言わなかった
本橋 鈴
お母さん
ーガチャン。
本橋 鈴
本橋 鈴
本橋 風
本橋 鈴
ーガチャ。
お父さん
本橋 風
お父さんはお母さんが出ていくなり、ひとつの棚をあさりだした。
本橋 鈴
お父さん
お父さんは封筒からお金をとった。
本橋 鈴
お父さん
本橋 鈴
お父さん
本橋 風
本橋 鈴
お父さん
ドン!!
本橋 鈴
ゴンッ!!
風はお父さんにお腹を蹴られ、その勢いで机の角でおでこを切った。
本橋 風
本橋 風
風のおでこから大量の血がながれた。
深く切れていた。
本橋 鈴
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さんは驚きながら後退りをする
私はもっと、ざまぁみろとか悪いことを言うんだと思った。
私は誤解していた。
お父さんは本当は
凄く心優しい人だと言うことを。
お父さんはすぐに携帯を取り出し
あるところに電話をかけた。
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
警察だった。
警察
お父さん
警察
お父さん
本橋 鈴
本橋 鈴
本橋 鈴
本橋 鈴
本橋 鈴
お父さん
お父さん
その時を境に
お父さんとは会っていない。
お母さん
お母さん
本橋 鈴
風のおでこの傷は残ると言われた。
けど本人はあまり気にしていなかった。
本橋 風
本橋 風
お母さん
お母さん
お母さんは私と風を強く抱きしめた
お母さん
本橋 鈴
本橋 鈴
如月 琉生
如月 琉生
俺は鈴を優しく抱きしめた
本橋 鈴
如月 琉生
矢ヶ部 咲空
矢ヶ部 咲空
矢ヶ部 咲空
矢ヶ部 咲空
矢ヶ部 咲空
矢ヶ部 咲空