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ある日の朝
深瀬 永遠
大也の上司から連絡が来た
深瀬 永遠
香坂慎太郎
深瀬 永遠
香坂慎太郎
香坂慎太郎
香坂慎太郎
深瀬 永遠
暗い病院
大也はマッドカルテルとの戦いで重傷
そう言っていた
私はマッドカルテルという名前に
酷く覚えがあった
私には昔
姉の様な、妹の様な人が居た
その子は中国と日本人のハーフで
名前は雪(シュエ)と言ったかな
綺麗な女の子で
白い肌
青色の目
細い腕と足
私でも折れそうな首
全部が美しかった
不思議な顔をして居る彼女は
人形の様だった
でもあの子は
...
大也の部屋に着いた
深瀬 永遠
深瀬大也
疲れて寝て居る様な、眠らせられてる様な
不思議な寝顔だ
仕事仲間達は察して来ていない
ありがたい
大也の横には、色んな物が置かれてる
女性社員からの物みたいだ
普段から気配りが出来て強くて優しい
そりゃ,モテるんだろうな
まだ,大也の仕事仲間達は大也と私の婚約
を知らない
せいぜい、知って居るのは
大也の親友と社長さん?だけだ
花瓶の花を見る)
前の私ならきっと、嫉妬したと思う
でも今はしない
だって、大也は私の
って、もう分かったから
大也は私にだけは、あんなに尽くしてくれる
分かってる
でも、少しだけ
まだ嫉妬してるかも、
大也の今にも泣きそうな顔を見ると、
可愛い、私の、、って思う
狂ってるのは分かる
でも、愛おしい
こんな私に尽くす必死な彼が異常に可愛い
私の為に自分を捨てて、堕ちる彼
こうやってボロボロになっても
私の名前を微かな声で呼んで泣く、
そんな彼が好き
結婚当初は子供が欲しかったけど
今は要らない
彼がいれば良い
孕んでも
彼に似た子が良い
可笑しいのは分かってる
だからこそ辞められない
だって、こんな私でも
尽くしてくれる彼が居るから