佐久間…佐久間っ、?
佐久間…なんでっ、
………っ、
なんで…誰が佐久間さんを……!?
部下1
……
…あの人、!
あんたが…!
部下1
ええ。
…ッ、
なんで…殺したんですか……っ、!
部下1
なんでって、
部下1
………アナタの為ですよ、阿部君
部下1
アナタを傷つける人間がこの世に存在しているなんて、そんなの可笑しいじゃないですか
傷つける…?佐久間さんが阿部ちゃんに何をしたって言うんだ…!
………
……そう、ですか
部下1
…くすっ。
……ごめん、皆。先に部屋戻っててくれる?
阿部ちゃんは、?
俺は、コイツに話がある
え、『俺』、?
いつも『僕』って言ってなかったっけ…
…そっ、か、
ごめんね。
ううん、大丈夫
…なんかあったら、言ってね
……ありがとう
おやすみ、めめ
うん、おやすみ。
ふー…疲れたぁ
……
あぁ、ごめんね佐久間。
最後まで聞けなくてごめんね。
でも、佐久間の言いたいことは、ちゃんと分かってるから。
『もし、次生まれかわったら、また9人で集まろう』
そう、言いたかったんだよね。
…俺も、同じ気持ちだよ……
大丈夫、俺らならまた絶対会えるから。
だからそれまでは、もうしばらくお別れだね。
可哀想な佐久間…
…次は絶対、9人で幸せになろうね
部下1
……お疲れ様です、阿部君
…うん。協力してくれてありがと、
『如恵留』
部下1
いえいえ。
ごめんね、あんなことさせちゃって。
部下1
謝ることじゃないですよ。むしろ阿部君の役に立てて嬉しいです。
やっぱ如恵留は優しいね。
部下1
優しくなんかないですよ〜。愛が重いだけです笑
あはは、俺愛されてたんだ笑
部下1
前に言ったじゃないですか、阿部君は僕にとって神様みたいな存在だって
あー、そういえば笑
部下1
覚えてます?
覚えてる覚えてる!
部下1
良かった〜、笑
忘れるわけないでしょ?
部下1
あははっ、嬉しいです笑
ん。笑
…そろそろ皆のとこ行く?
部下1
あぁ、そうですね!行きましょ!
皆、お疲れ様ー!
部下たち
お疲れ様でーす!
部下5
阿部君演技力凄かったですね!?びっくりしちゃいました!
部下4
そう言う『浮所』も凄かったじゃん、アナウンス
部下5
えーまじ?ありがと『那須』笑
明日もその調子で頼むよ?
…多分、明日で最後になるからさ。笑
部下たち
!
部下2
…そう、なんですね
部下1
あんなに準備に時間かかったのに、本番は一瞬でしたね、笑
だね。
…皆、ごめんね?
俺の我儘に、沢山付き合わせちゃって
部下たち
!……
部下4
……俺達、『付き合わされてる』なんて思ったことないですよ、笑
!
部下2
そうですよ、俺達は阿部君が思ってる以上に阿部君のことが大好きですから。笑
…『克樹』、
部下5
そうですよ〜!大切なキャプテンの為ならなんだってできますから!
……っ、
…ふははっ。そこまで言ってくれんの?笑
…ありがと、嬉しいな。
部下1
…ふふ、
部下5
ほらほらっ、感傷に浸ってる暇はないですよ!
部下4
なんで浮所が仕切ってんの?笑
部下5
いや、別に良いだろ俺が仕切っても!笑
部下1
まあまあ、落ち着いて!笑
まあでも、もたもたしてられないってのは本当だしね。笑
明日も早いから、皆は先寝てて?
部下2
分かりました!
部下1
阿部君は…日誌でしたっけ?
そうそう!
あ、あと飛貴、アナウンス入れてもらっていい?
部下5
了解です!
ありがと。
じゃあ皆、明日もよろしくね。おやすみ〜
部下たち
おやすみなさい!
ガチャッ、キィ…
…パタン、
……ふー。
よし、やるかぁ…






