部屋に戻る。 チーノがこちらを向いて、 ビックリしていた
ci
sha
ci
sha
ふぁと、口を大きく開けながら 欠伸をする。
俺の表情から 眠そうなことがバレたらしい。
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sha
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sha
そういう会話をして、 ベッドに横になって眠る。
sha
次に目が覚めた時、 それは 真っ暗な闇の中だった。 夢なのか、…なんなのかも分からない
sha
sha
sha
sha
sha
sha
sha
sha
肩でゆっくりと、 呼吸する。
目が覚めた瞬間、 そこは自分の部屋だった、
酷く汗をかき、 鏡に映る自分はずっと怯えてた
sha
sha
チーノはと周りを見渡すが、 チーノの姿は無かった。
時計を見ると午後8時。
sha
幹部以外は、午後8時以降に 部屋を開ける場合は バディ…、部屋を共にする人間としか 行動することが出来ない。 ひとりで行動する事は違反となる 尚、それがバレた瞬間バディも 連帯責任となる。
sha
sha
sha
チーノが部屋から居なく、 戻ってこない事をグルッペンに報告せんと…、直接…はめんどい。 バレても嫌やし…、そぉやな。 ダクトから手紙でも投げ入れるか。
sha
手紙というか、報告書というか… チーノが居なくなったと言うものを 書き記し、ダクトに登ろうとした時
静かな声が部屋に響いた
sha
信じられなかった。 信じたくなかった。
窓から入る風は 俺の髪を靡かせていた。 目の前の彼は、風が当たる距離にも関わらず髪は一切揺れていなかった
足だって地面についてない
半透明な姿。
彼はゆっくりと笑った。
sha
彼の姿があった。
ut
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sha
ut
ut
…っ、…やめて、 聞かんといて……おれは、
おれは、…
それを聞かれたら、 此処に居る意味もなくなって しまうから…だから、
許してくれ
俺が逃げることも、 ぜんぶ。
sha
ut
バタン…大きく扉を閉めた。
sha
総統室に近いダクトに 入り込み、総統室まではっていく。
ダクトの中はゾムが何時も使っているからか凄く綺麗だった。
総統室につき、 手紙を投げ入れようとした時 グルッペンとチーノの話し声が聞こえてきた…。
…なんでふたりが、?
gr
ci
それはチーノ、…スパイが 追い詰められているところだった。 …ちーの、スパイやってんな。 かわいそぉーに、
…
俺もあんな感じやったっけ。
ci
gr
gr
sha
俺の時は即追放やったんに、?
おれのときは、…俺の 言い分なんてなかったのに、?
なんでこいつだけ、
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
…なんで、
おれはッ…、おれはッ!!
おれは認められたかった。 …でも、認めて貰えなかった。 …なんで、あいつとおれは同じ状況なはずなのに、…お前は認めて貰えてんの?
俺やってッ!! そんな、ッ…やりたくてやった訳じゃ
ごめん、…おれは、 ただ。
認めてもらいたかっただけなのに
おれはッ…こんなん知らんッ!!!
嫌や、ッ…嫌やっ
だいせんせいは…、
sha
もうええか、
俺が殺した訳じゃないのに。
こんなヤツら… 人を差別するようなやつら、…
…そんな奴らなんて 死んでしまえばいい。
そしたら、……そしたらきっと、
この気持ちからも 逃げられるから。
ダクトを開けて、 ゆっくりと総統室目掛け落ちていく。
ut
大先生の悲しげな声が 聞こえた気がした。
コメント
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うわぁぁぁぁ!shaちゃぁん! 私がshaちゃんを認めるわ! だからぁぁぁぁ! (ついに壊れたか) 次回も楽しみにしてます!!!