ブァルース
今の状況で!?
ゼア
それ以外に無いだろ
ブァルース
だとしても無駄でしょ…
ゼア
何故?
ブァルース
あれ,知らないの?
キョトンと首を傾げる
ゼア
…
相手を見つめ,話を聞くように見つめる
ブァルース
ここ,出られないよ
目を見開き硬直する
ゼア
どう言う事?
ブァルース
何かさぁー神みたいな人が居てね,その人が結界を張ってるせいで入れても出られないの
ブァルース
私の母親とそうだったよ
ゼア
.
ゼア
じゃあ…アレは…?
ブァルース
多分…神みたいな人の信者じゃない?
ゼア
…
ゼア
了解
ゼア
とりあえず
ブァルースの肩を掴み転移魔法を発動させる
私の魔力のせいで場合によっては吐血したりするが…
ゼア
我慢しろよ
木の上に転移し,枝を掴む
ブァルースの服を掴み落下を防ぐ
周囲を見渡し隠れそうな場所を探す
出会った瞬間殺しにかかってくるような奴ら
ブァルースはぶっちゃけ信頼出来ない
今は両手が塞がっていて直ちに何処かに隠れて安心したい
ゼア
アンタ,固有魔法は?
防音魔法を発動させる
長時間使うと人を殺しかねないから出来るだけ短縮に会話しなければならない
ブァルース
…
ブァルース
こゆうまほう?
ゼア
アンタだけが使える魔法の事だ
ブァルース
あっじゃあ言うけど…私の固有魔法は
ブァルース
えーーーと
ブァルース
壁をすり抜けれる
ゼア
へぇ
ゼア
所で神みたいな人の居場所は分かるか?
ブァルース
分からないよ…
視線を下に落とし,拳を握りしめる
ブァルース
アイツ、
ブァルース
私の母親を道具にして…挙げ句の果てに殺しやがった
ゼア
…
ゼア
なぁ
ブァルース
?
ゼア
ここら辺にはアンタが大切な人は居るか?
ブァルース
居ないけど
ゼア
物は?
ブァルース
…
ブァルース
燃やされたよ
ゼア
そうか
ゼア
じゃあ未練は無いんだな?
ブァルース
…えっ
ゼア
私はココ一体を毒素で埋め尽くす事が出来る
目を丸くし,あり得ない物でも見るような目だ
ブァルース
どれだけココが広いと思ってるの?
ゼアはニンマリと笑みを浮かべる
ゼア
大丈夫,出来るから
よく見るとゼアの髪の毛先が白くなっている
ゼア
私は下に降りる
ゼア
私が帰ってくるまで絶対に動くな
ゼア
動くとしても上に逃げろ
ゼア
分かったか?
ブァルース
えっあ、うん
反射的に答えてしまい何か言おうとしたがその頃には下に降りていた
軽く着地すると直ぐに敵が来た
押さえ込んでいた魔力を解放する
髪の毛,まつ毛は白くなり,肌は血色を失い青白くなる
ゴボッ
軽く吐血する
ゼア
やっぱりまずいよなぁ
ゼア
今重症追ってるんだった
ゼア
アイツは相当な白魔導士……まぁ今は良いや
攻撃が少女に届く前にパタリと敵は倒れる
ゼア
ふふ
ゼア
やっぱり無理矢理抑え込むより楽だ
少しずつ,少しずつ,結界が砕け崩れ落ちて行く
ブァルース
なっ…
ブァルース
まさか本当に?
上に手を伸ばす
ブァルース
どんな感じなんだろ
ブァルース
外って






