僕
誰ともすれ違わなかったし、気のせいだよなぁ?(苦笑)
取り敢えず階段で13階まで降りることにした、15階は今、使われてなく倉庫や書庫になっているっぽい。
重い防火扉みたいな扉を開けると使われていないため節電なのか、ほぼ真っ暗な状態だった。
手探りで手すりを見つけ下に降りようとしたその時だった。
「コッン コッン コッン」降りようとしている、階段の下からヒールのような足音が響いてきた。
あい嬢に会ってから再起動したと思われる霊感のせいなのか、鳥肌がやばいことになっていた。足音は止まることなく一定の感覚で
こっちに向かってくる。
