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音羽 志明
……
音羽 志明
あ〜あ
音羽 志明
終わったらいいのに
音羽 志明
こんな人生
音羽 志明
あと少し……
音羽 志明
……
音羽 志明
あ、もう日が開けてきた……
音羽 志明
夜がよかったぁ
音羽 志明
でもここ廃墟だし
音羽 志明
誰も来ないよ
音羽 志明
……
音羽 志明
なんでよｯ……
音羽 志明
ｸﾞｽ…
音羽 志明
ずっと頑張ったのに、
音羽 志明
もう、やめよう
音羽 志明
最後は、笑って、ってね？
ｶﾞﾁｬ
音羽 志明
……え？
神蘭 栞那
あら、お客さん？
神蘭 栞那
いらっしゃいませ
神蘭 栞那
こちらの世界へ
音羽 志明
世界、？
神蘭 栞那
あら、分からず来たのね
音羽 志明
…
神蘭 栞那
もしや終わろうと？
音羽 志明
なにか悪いの……！
神蘭 栞那
いや悪くありませんですが少々時間をください
音羽 志明
早くしてよ、
神蘭 栞那
ふふ、どうかしらね
神蘭 栞那
こちらへ
ドアのようなのが出る
音羽 志明
わかった
少し志明が近づき、そのドアのようなのから手が出て中に志明を入れる
音羽 志明
……ｯ!?
音羽 志明
やめて、！！
神蘭 栞那
来なさい
神蘭 栞那
あなたは｢鍵｣なんだから
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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