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rbさんの過去編の部分は 多分ノベルで外伝として また今度だすと思います。
zm
数週間全く外にでてない
そのせいで今が昼が夜か
何時なのかも分からない
このままじゃだめだ
このままじゃ
だめになる
そう分かってるのに
部屋からあと一歩 踏み出せばいいだけなのに
その一歩が
怖くてたまらない。
「恐怖」と言う感情を知ったのは
このときが初めてだった。
最近
ゾムがゾムじゃないみたいだ
俺の憧れが
尊敬が
崩れていく
"あの人"に憧れて
この軍に入れるよう努力したのに
嫌だ
認めない
認めたくない
あんなのは
あんなに弱いゾムは
rb
____
rb
何をしてもだめだった
母
母
それでも
rb
それでも頑張った
rb
rb
__パチン
母
母
母
『出来損ないね』
それでも…
頑張った,のに
俺はどうやら
とんでもない出来損ないらしい
rb
rb
だから諦めた
ピアノを弾くことも
絵を描くことも 歌を歌うことも 料理をすることも 勉強することも 運動することも 喋ることも 黙ることも 笑うことも 泣くことも 息を吸うことも 息を吐くことも 生きることも しぬことも
全て。
だけど焦がされた
"あの人"に__
"ゾム"
に。
母
母
_
母
目の前で母を殺されたとき
1番最初に抱いた感情は
_
zm
zm
rb
尊敬と敬服だった。
『強くなりたい』
その渇望が
静かに俺を侵食していった。