TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

zm

数週間全く外にでてない

そのせいで今が昼が夜か

何時なのかも分からない

このままじゃだめだ

このままじゃ

だめになる

そう分かってるのに

部屋からあと一歩 踏み出せばいいだけなのに

その一歩が

怖くてたまらない。

「恐怖」と言う感情を知ったのは

このときが初めてだった。

最近

ゾムがゾムじゃないみたいだ

俺の憧れが

尊敬が

崩れていく

"あの人"に憧れて

この軍に入れるよう努力したのに

嫌だ

認めない

認めたくない

あんなのは

あんなに弱いゾムは

rb

…ゾムなんかやない…ッ

____

rb

…ぁ

何をしてもだめだった

…はぁ

本当,何をしてもだめね

それでも

rb

"お母さん"!

それでも頑張った

rb

ピアノのコンクール

rb

銀賞だっ__

__パチン

銀賞?

金賞も最優秀賞
もとれないなんて

やっぱり貴方は

『出来損ないね』

それでも…

頑張った,のに

俺はどうやら

とんでもない出来損ないらしい

rb

rb

ごめんな,さい

だから諦めた

ピアノを弾くことも

絵を描くことも 歌を歌うことも 料理をすることも 勉強することも 運動することも 喋ることも 黙ることも 笑うことも 泣くことも 息を吸うことも 息を吐くことも 生きることも しぬことも

全て。

だけど焦がされた

"あの人"に__

"ゾム"

に。

…ッ申し訳ありません

どうか,"私の"命だけは_

_

…うるさいな

__ぁ

目の前で母を殺されたとき

1番最初に抱いた感情は

_

…なんや

zm

俺と同じくらいの
歳のやつやな

zm

まぁ,どうでもええけど。

rb

…す,ご…

尊敬と敬服だった。

『強くなりたい』

その渇望が

静かに俺を侵食していった。

この作品はいかがでしたか?

602

コメント

1

ユーザー

rbさんの過去編の部分は 多分ノベルで外伝として また今度だすと思います。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚