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夜宵 栞無

主がいないので私がやりまーす☆

夜宵 栞無

えーと、

夜宵 栞無

続きです

花子くん

〝零番〟

八尋 寧々

えっ?

夜宵 栞無

夜宵 栞無

はぁ、

夜宵 栞無

早速バレた…

夜宵 栞無

もうちょっとは秘密にするつもりだったんだけど

夜宵 栞無

しょうがない

夜宵 栞無

教室の席が悪かったかな

八尋 寧々

え、ちょっと待って

八尋 寧々

栞無ちゃん怪異なの?

八尋 寧々

しかも七不思議って…

夜宵 栞無

七不思議が零番目

夜宵 栞無

〝音楽室の夜宵さん〟

夜宵 栞無

改めてよろしくね。

夜宵 栞無

八尋さん

八尋 寧々

う、うん?

花子くん

まさか零番まで生徒に紛れるとはね〜

夜宵 栞無

だって暇だから…

花子くん

そーいや零番さー全然会議来ないよね

夜宵 栞無

普通にめんどくさい

花子くん

えぇ〜

花子くん

最近会議出席する人少ないんだよね〜

花子くん

悲しい…

八尋 寧々

そういえば栞無ちゃん音楽室のーって言ってたけど

八尋 寧々

旧校舎の方の?

夜宵 栞無

うん

夜宵 栞無

たまには遊びにおいで〜

夜宵 栞無

いつでも暇だし

花子くん

ヒマナラカイギキテヨ

夜宵 栞無

それは嫌

花子くん

ガーン

夜宵 栞無

あ、じゃあこの後くる?境界

八尋 寧々

本当!?行きたい!

八尋 寧々

ね!花子くん!

花子くん

え、うん

夜宵 栞無

なんでちょっと嫌そうなの…

花子くん

いや〜別に?(ニヤニヤ

夜宵 栞無

💢

八尋 寧々

ま、まぁまぁ

八尋 寧々

とりあえず栞無ちゃんの境界に行こう?

花子くん

ウン

夜宵 栞無

あ、いま何時ですか?

八尋 寧々

えっと、5時23分!

夜宵 栞無

あと7分ね

夜宵 栞無

5時30分になったら旧校舎の音楽室で「夜宵さん、夜宵さん、おいで下さい」を二回言えば私の境界へ入れる

夜宵 栞無

自分の境界の入り方を自分で説明するの初めて…

八尋 寧々

分かった!

夜宵 栞無

じゃ、先行ってるね

八尋 寧々

うん!

夜宵 栞無

フワッ(無数の蝶が栞無を包む

夜宵 栞無

スッ(消える

八尋 寧々

わぁ

花子くん

えっと、今27分だからあと3分かな

八尋 寧々

花子くん、計算できたんだ

花子くん

舐めすぎじゃない?

八尋 寧々

〜〜〜!

花子くん

〜〜〜⁉︎

八尋 寧々

〜〜〜〜笑

八尋 寧々

あ!29分だ!急げ〜!

花子くん

やべ

八尋 寧々

ここだよね?

花子くん

ソダネ〜

八尋 寧々

じゃあ、やるね

八尋 寧々

「夜宵さん、夜宵さんおいで下さい」

八尋 寧々

「夜宵さん、夜宵さんおいで下さい」

ブワッ(寧々達を包む

八尋 寧々

わ!なにこれ!

花子くん

オォー

フワッ

夜宵 栞無

いらっしゃい

八尋 寧々

わぁ、綺麗な場所…

八尋 寧々

あ、栞無ちゃん!

夜宵 栞無

八尋さん。

夜宵 栞無

綺麗でしょう

夜宵 栞無

頑張ったのよ✳︎

夜宵 栞無

あ、そうだ

夜宵 栞無

八尋さん何か飲む?

八尋 寧々

え!いいの?

夜宵 栞無

境界に来てくれたお礼

八尋 寧々

えっと、じゃあ白桃の香りの緑茶…なんてあるかな…笑

夜宵 栞無

七峰さんとお茶した時のと同じやつ?

八尋 寧々

え、うん!

八尋 寧々

(なんで知ってるんだろう)

夜宵 栞無

7番様は何か飲みます?

花子くん

俺ホットミルク!

夜宵 栞無

分かりました

夜宵 栞無

パチン(指を鳴らす

栞無のメイド的な人

お呼びでしょうか

夜宵 栞無

白桃の香りの緑茶とホットミルクといつもの

栞無のメイド的な人

かしこまりました

栞無のメイド的な人

スッ(消える

八尋 寧々

え、あの子誰?

夜宵 栞無

あー、私のメイドみたいなものかな

八尋 寧々

えっと、あの、さっきから気になってて、すごく言いづらいんだけど…

八尋 寧々

あのプロポーズの練習とかしてる男の人は…?

翔大

姫、結婚してください…♡

翔大

チュッ(猫に

に゛ゃぁ!

ガリッ(引っ掻く

翔大

いでっ

夜宵 栞無

あー、あれは空気みたいなものかな

八尋 寧々

(七峰先輩と同じような事言ってる…)

栞無のメイド的な人

お持ちいたしました

夜宵 栞無

ありがとう。

夜宵 栞無

白桃の緑茶はその巫様の方ね

栞無のメイド的な人

かしこまりました

栞無のメイド的な人

こちら白桃の緑茶です

八尋 寧々

あ、ありがとうございます

八尋 寧々

(お人形さんみたいで綺麗な人…)

栞無のメイド的な人

で、こちらがホットミルクでございます

花子くん

ありがとう

栞無のメイド的な人

ペコッ

八尋 寧々

あ!そうだ

八尋 寧々

ちょっとお母さんに遅くなる事伝えてくる!

夜宵 栞無

分かった

夜宵 栞無

そっちの曲がったところでするといいわ

八尋 寧々

ありがとう!

八尋 寧々

タッタッタッ

夜宵 栞無

夜宵 栞無

七番様はどうも思わないんですか?

花子くん

なにが?

夜宵 栞無

八尋さんの寿命のこと

花子くん

花子くん

知ってたんだ

夜宵 栞無

もちろん

夜宵 栞無

だって七番様を呼び出せるのは彼岸に近い存在か、霊力が高い人間ですからね

花子くん

博識ぃー

花子くん

ま、そのうち何とかするさ、

八尋 寧々

栞無ちゃ〜ん!

夜宵 栞無

ん?

八尋 寧々

私ね、今夜お母さんの誕生日で帰らなくちゃいけなくて💦

夜宵 栞無

そうなんだ

夜宵 栞無

じゃあ今日のところはもう帰る?

八尋 寧々

うん!ごめんね💦

夜宵 栞無

分かった!じゃあまたゆっくりおいで

八尋 寧々

うん!ありがとう!

花子くん

じゃあ、俺も帰ろうかな

夜宵 栞無

分かりました

花子くん

じゃ!またねー

八尋 寧々

バイバーイ!

夜宵 栞無

また今度!

夜宵 栞無

ばいちゃ☆

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