鳳月桜
ねえ思ったんだけど
神(神崎亮介)
なに?
鳳月桜
亮介は家族いないの?
神(神崎亮介)
.....
鳳月桜
亮介?
神(神崎亮介)
あー、居るよ。
でも居ないのも同然だよ。
でも居ないのも同然だよ。
鳳月桜
それってどういう...
神(神崎亮介)
せっかく人間の体だからさ、何か美味しい物作ってよ。
鳳月桜
え?あー、うん。
鳳月桜
何か良い?
神(神崎亮介)
何でも良いよー
鳳月桜
何でも良いが一番困る。
神(神崎亮介)
早くー
神(神崎亮介)
人間の体だからお腹空いたー
鳳月桜
はいはい、今作るから。
神(神崎亮介)
わーい!その間ゲームしとこー
一時間後
神(神崎亮介)
はぁー
お腹いっぱい!
お腹いっぱい!
神(神崎亮介)
人間ってこんな美味しい料理食べてるの?
鳳月桜
そうよ。
神(神崎亮介)
羨ましいなぁー
鳳月桜
そんな美味しかったの?
神(神崎亮介)
うん美味かった!
鳳月桜
ウフフありがとう
神(神崎亮介)
ニコッ(⌒▽⌒)
鳳月桜
ドキッ
鳳月桜
(え?今ドキって)
鳳月桜
何、この気持ち...まさかこれが恋なの?え?私が亮介を好き?
鳳月桜
ねえ亮介
神(神崎亮介)
なに?
鳳月桜
私亮介の事好きかも....
神(神崎亮介)
本当に?
鳳月桜
うん。
神(神崎亮介)
そっかー(//∇//)
神(神崎亮介)
実は言うとさ、
鳳月桜
うん。
神(神崎亮介)
桜とこうして出会う前に俺は桜に会ってるんだよ
鳳月桜
え?
神(神崎亮介)
俺がまだあっちの世界にいた時の話なんだけど、
鳳月桜
うん
神(神崎亮介)
人間の世界の下見にっていうか調べてこいって言われてここに来たときに..
神(神崎亮介)
その、一目惚れっていうか(//∇//)
神(神崎亮介)
一目惚れしたんだよね
鳳月桜
そうだったの?
神(神崎亮介)
うん
鳳月桜
嬉しいわ
鳳月桜
(こうして亮介と両想いになって家族を失った時の悲しみが癒されると思ったのも束の間だった。どうして?どうして?と何度も思った。)







